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整理収納アドバイザーの受験資格は?どうやって取るのか級ごとに徹底解説!

整理収納アドバイザーの受験資格は?どうやって取るのか級ごとに徹底解説!

ユーキャンのCMで一躍有名になった整理収納アドバイザー資格。

最近はたくさんの片付け系資格がありますが、その中でも知名度の高い人気資格となっています。

資格取得を目指して頑張ろうとお考えの方も多いのではないでしょうか。

しかし同時に「整理収納アドバイザーの受験資格は?」「どうやって取るのかわからない」と疑問もありますよね。

整理収納アドバイザーは複数の級があり、それぞれ受験資格も取得方法もバラバラなので混乱される方は多いでしょう。

そこで今回の記事では、整理収納アドバイザーの3級、2級、準1級、1級、ジュニア2級の受験資格を取り方を解説したいと思います。

3級、2級、準1級に関しては複数の取得方法がありますので、それぞれのメリットデメリットもご紹介しましょう。

今回の記事を見ていただくと、あなたの場合は「何級をどんな方法で取るのが良いか」がわかりやすくなるでしょう。

整理収納アドバイザーの受験資格は?どうやって取るのかわかりにくい

整理収納アドバイザーの受験資格は?どうやって取るのかわかりにくい

片付け系の資格は、初心者向けのものから片付けのプロを目指す方向けのものまで幅広い資格があります。

そのため、受験資格が全くないものもあれば、「〇級以上取得者」といったった受験資格があるものまで様々です。

取得方法も、1日の認定講座を受講するだけで取れる資格もあれば、難易度が高い試験を受けるケースもあります。

特に整理収納アドバイザーは初心者向けの級からプロ向けの級まであるため、さらに混乱してしまうでしょう。

受験資格を把握しておかないと、「1級にチャレンジしようと思ったら、そもそも受験資格がなかった…」となってしまい、受験を断念することになってしまいます。

さらに、自分に合った取り方を選ぶことも大事ですね。

整理収納アドバイザーの受験資格を解説!プロを目指すには2級の取得が必須!

整理収納アドバイザーの受験資格を解説!プロを目指すには2級の取得が必須!

整理収納アドバイザーとは、「ハウスキーピング協会」という団体が運営をしている民間資格です。

取得するためには、ハウスキーピング協会のルールに従って受験することになります。

またこの資格は3級、2級、準1級、1級、さらにジュニア2級と級が分かれているのが特徴です。

それぞれの受験資格が異なりますので、目指す級を決める時には、確認しておく必要がありますね。

整理収納アドバイザーになるためには1級の取得が必要

各級の受験資格をお話する前に、ひとつ確認しておいていただきたいことがあります。

それは、整理収納アドバイザーの肩書をもって活動するためには、1級の取得が必須ということです。

その他の級は、「整理収納アドバイザー」を名乗って活動することはできませんのでご注意ください。

整理収納アドバイザーを仕事としていきたい方は、これからご説明する受験資格を確認していただき、1級を目指しましょう。

「整理収納アドバイザーになるとどんな仕事ができるの?」という方は、こちらの記事「整理収納アドバイザーの仕事の始め方をご紹介」をご覧ください。

整理収納アドバイザーになるとどんな仕事が目指せるのかご紹介しています。

それでは具体的に、各級の受験資格を見ていきましょう。

それぞれの受験資格をまとめましたのでご覧ください。

受験資格
3級 特になし
2級 特になし ※2023年4月1日より18歳以上
準1級 ・整理収納アドバイザー2級
・整理収納アドバイザー2級認定WEB講座
・職場整理収納アドバイザー(旧BAV)
・オフィス環境診断士2級
・企業内整理収納マネージャー
・整理収納アドバイザー オフィス&ホーム
・住宅収納スペシャリスト
・整理収納教育士
1級 準1級取得者
ジュニア2級  8歳(小学3年生)~17歳

このように、級によって違いがありますね。

級ごとにご説明していきましょう。

それぞれ注意点もお伝えしますので、ぜひチェックしておいてくださいね。

3級:受験資格なし

3級は整理収納アドバイザーの一番下の級になります。

こちらは特に受験資格はありません。

もっとも気軽にチャレンジできる級という感じですね。

「整理収納アドバイザーってどんな感じなのか知りたい」という方は、まずは気軽に3級を受けてみると良いでしょう。

また、3級は好きなテーマを選んで、その講座を受講することで取得できる級です。

そのため、整理収納アドバイザー2級以上をお持ちの方でも「このテーマの講座を受けてみたい」という理由で受講するケースもあります。

注意点

3級は気軽に取得できる難易度が低い級となっています。

しかし学ぶことは、「クローゼットの整理術」「お財布の整理術」など、1つのテーマになります。

整理収納アドバイザーの基礎知識を網羅的に勉強するものではありませんのでご注意ください。

基礎をしっかり学びたい方は、次にご紹介する2級が良いでしょう。

2級:受験資格なし(2023年4月から年齢制限あり)

2級は整理収納アドバイザーの基礎知識を学ぶ級になります。

この級も基本的に受験資格はありません。

整理収納アドバイザー3級を取らないと2級に進めないというルールではないので、気軽にチャレンジすることができますね。

2級を受ける方の目的は大きく2つに分かれるでしょう。

1つ目は、整理収納アドバイザーの基礎知識を日々の生活の中で役立てたいという目的。

2つ目は、整理収納アドバイザーのプロを目指すために、まずは2級から受けようという目的ですね。

いずれにしても受験資格がないので、多く方に開かれた級となっています。

注意点

2級はこれまで年齢制限がなかったのですが、2023年4月以降は年齢制限がありますのでご注意ください。

18歳以上であることが条件になり、17歳までの方は「ジュニア2級」を目指すことになります。

準1級:2級もしくはその他の資格取得者

準1級は級というよりも、1級を目指すための準備的な位置づけになります。

2級で学んだ基礎知識を踏まえて、プロ(1級)に必要な応用知識を学ぶことが目的です。

そのため、受験資格は整理収納アドバイザー2級となっています。

しかし、上表にあるように、それ以外の片付け系資格でもOKとなっています。

これらの資格はすべてハウスキーピング協会が主催している資格です。

ハウスキーピング協会の公式サイトから各資格の詳細がご覧いただけますのでチェックしておきましょう。

注意点

準1級は整理収納アドバイザー2級以外の資格も受験条件に該当するとご説明しました。

ただし、1級を目指している方は、整理収納アドバイザー2級の勉強をしておいたほうが良いでしょう。

準1級の勉強は2級で学んだ基礎知識をベースに進む流れになります。

もちろん他の片付け系の資格でも同じような基礎を学ぶことにはなります。

しかし同じ整理収納アドバイザーの基礎知識のほうが、効率よく準1級の勉強ができるでしょう。

1級:準1級取得者

1級は整理収納アドバイザーとして活動するための級になります。

受験資格は準1級となり、試験範囲は2級と準1級で学んだことです。

1級は1次試験(筆記試験)と2次試験(研究発表)があります。

一般的な試験同様に、1次試験を合格した方が2次試験に進めるという流れになります。

「〇〇資格を持っていれば2次試験から受けられる」といったルールはありませんのでご注意ください。

ここまで3級から1級までの受験資格についてお伝えしてきました。

1級を目指すためには2級から目指すというのが基本の流れになります。

好きなテーマの知識だけ学びたい方は3級、主婦向けは2級、準1級という感じですね。

ジュニア2級:8歳(小学3年生)~17歳

最後にご紹介するのは整理収納アドバイザージュニア2級という級です。

こちらはお子様向けに、新たに始まった級となっています。

受験条件はありませんが、年齢制限が8歳(小学3年生)~17歳となっています。

これまでは18歳未満でも大人用の整理収納アドバイザー2級を受けることができました。

しかし2023年4月以降は18歳未満の方は必ず、こちらの級になりますのでご注意ください。

注意点

ジュニア2級は8歳から受けられるお子様向けの資格です。

しかし後述しますが、受講時間は「10:00~16:00(会場により異なる)」となっており、長時間講義を受けることになります。

小さいお子様の場合は集中するのが大変かもしれません。

お子様に長時間の講義に集中する自信があるか確認してからチャレンジすると良いですね。

ジュニア2級についての情報はこちらの記事「整理収納アドバイザーは1級・準一級・2級・3級・ジュニアの違いを解説」をご覧ください。

他の級との違いをご説明しておりますので、わかりやすいかと思います。

整理収納アドバイザーはどうやって取るのか解説!3~準1級は複数の取得方法から選べる

整理収納アドバイザーはどうやって取るのか解説!3~準1級は複数の取得方法から選べる

ここまで整理収納アドバイザーの受験資格についてお伝えしてきました。

受験資格がわかると、どの級を目指せば良いかイメージしやくなると思います。

しかし問題は、受験する資格があっても、「どうやって取るか」ですよね。

必ず東京の試験会場に行く必要がある等のハードルの高さがあると、いくら受験資格があっても目指すのは難しいでしょう。

ここからは、それぞれの級の取り方をご説明したいと思います。

各級の取得方法をまとめましたのでご覧ください。

取り方① 取り方② 取り方③
3級 ハウスキーピング協会3級講座受講(会場・オンライン) 「N-Academy」WEB講座(ビデオ講義)
+添削課題
2級 ハウスキーピング協会2級講座受講(会場・オンライン) ハウスキーピング協会WEB講座(ビデオ講義) 「ユーキャン」通信講座+自宅受験
準1級 ハウスキーピング協会準1級講座受講+まとめテスト(会場・オンライン)
1級 1次試験:会場試験orCBT試験、2次試験:研究発表および口頭試問
ジュニア2級 ハウスキーピング協会3級講座受講(会場・オンライン)

基本的に3級、2級、準1級、ジュニア2級は、整理収納アドバイザー資格を主催する「ハウスキーピング協会」の認定講座を受講することになります。

1級は認定講座はなく試験だけ。2級、準1級で学んだことが出題される流れです。

また、3級~準1級は複数の取得方法があります。

それぞれの取得方法のメリットデメリットなども比較解説していきたいと思います。

3級:認定講座、「N-Academy」WEB講座から選べる

まず一番下の級から見ていきましょう。

3級を取るためには、ハウスキーピング協会が主催する認定講座を受講するか、「N-Academy」というネットスクールのWEB講座のいずれかになります。

それぞれの取得方法をご説明しましょう。

ハウスキーピング協会3級認定講座

資格取得の流れ 3級講座受講(会場・オンラインそれぞれ1日)→資格取得
受講日程 1日 ※月数回実施
受講時間 約3時間
受講料金(税込) ・3級初回受講者:9,900円
・1~3級取得者級を取得済の方:5,500 円
テキスト代 別途かかる講座あり
試験の有無 なし
特長 ・試験、課題なしで取得できる
・受講時間が短い
注意点 ・実施日が少ない

3級の認定講座は1種類ではありません。

それぞれの講師が行うテーマ別の講座の中から、好きなものを選ぶというスタイルです。

会場かオンラインか選ぶことができ、1日(約3時間)の受講だけで取得できるお手軽さが魅力ですね。

受講料が低価格なところも魅力的です。

すでに1~3級をお持ちの方でも、気になるテーマがあれば受講だけすることも可能。

その場合は受講料は安くなります。

ただし、実施日は少ない傾向にありますのでご注意ください。

最新の講座実施状況は、ハウスキーピング協会の公式サイトからチェックしてくださいね。

「N-Academy」WEB講座

資格取得の流れ WEB講座(ビデオ講義)+添削課題提出
受講期間 5ヵ月
受講料(税込) 8,000円
テキスト代 受講料に含まれる
※ダウンロード版教材
添削指導 あり
質問サポート あり ※回数不明
試験の有無 なし
特長 ・好きな時間に勉強できる
・受講料が低価格
注意点 ・勉強が間延びしてしまうことも

こちらはネットスクールの「N-Academy」が提供するWEB講座です。

ビデオ講義を視聴し勉強し、添削課題を提出するという流れになります。

添削課題に合格できれば、資格取得となります。

すべてWEB上で完結するので、好きな時間にマイペースで勉強できる魅力がありますね。

受講料も認定講座より安くなっています。

添削指導や、質問サービスも完備されているので、安心して勉強できるでしょう。

ただし、受講期間が5ヵ月と長いので、勉強がダラダラになってしまう恐れはあります。

いつも「勉強しなきゃ」というストレスになってしまう方もいるかもしれませんえ。

 

このように、3級の取得方法は2種類です。

1日でサッと取ってしまいたい方はハウスキーピング協会の認定講座が良いでしょう。

課題提出もないのでスムーズです。

自分のペースでゆっくり時間をかけて勉強したい方は「N-Academy」のWEB講座が良いですね。

それぞれの内容を確認していただき、スムーズに勉強できる方を選びましょう。

2級:認定講座、WEB講座、「ユーキャン」通信講座から選べる

次に2級を見ていきましょう。

2級を取るためには、ハウスキーピング協会が主催する認定講座かWEB講座を受講するか、

「ユーキャン」の通信講座のいずれかになります。

それぞれの取得方法をご説明しましょう。

ハウスキーピング協会2級認定講座

資格取得の流れ 2級講座受講(会場・オンラインそれぞれ1日)→資格取得
受講日程 1日 ※月数回実施
受講時間 10:00~17:00(会場により異なる)
受講料金(税込) 24,700円
テキスト代 受講料に含まれる
試験の有無 なし
特長 ・試験、課題なしで取得できる
注意点 ・受講時間が長い

ハウスキーピング協会の認定講座は会場、もしくはオンラインで行われ、1日だけの受講で取得できます。

最新の講座実施状況は、ハウスキーピング協会の公式サイトからチェックしてくださいね。

試験も課題もないので気軽に挑戦できるでしょう。

しかし、受講時間は3級よりぐんと長くなります。

休憩を挟みながら行われますが、1日集中し続けるのはなかなか大変かもしれませんね。

ハウスキーピング協会のWEB講座

資格取得の流れ WEB講座(ビデオ講義)
受講期間 【2級】60日間
【準1級】90日間 ※2級受講完了後に準1級に進める
受講料(税込) 【2級】14,850円(テキストなし)
【2級・準1級セット】39,600円(準1級テキスト代込)
テキスト代 受講料に含まれる
※スライド資料、演習シート
添削指導 なし
質問 1日3回まで
試験の有無 なし
特長 ・・好きな時間に勉強できる
・2級と準1級を同時に勉強できる
注意点 ・添削指導がない

こちらは、ハウスキーピング協会が自宅でマイペースで勉強したい方に向けて2022年にスタートしたWEB講座です。

ビデオ講義を視聴しながら、好きな時間に自宅学習するものになります。

魅力は、2級だけのコースと、2級と準1級をまとめて取れるコースがあるところ。

一気に2つの級を目指せる便利さがあります。

受講期間中では自由に質問することが可能なのですが、添削指導はありません。

この点だけはご注意ください。

添削指導をしっかり受けたい方は次にご紹介する「ユーキャン」が良いでしょう。

ユーキャンの通信講座

資格取得の流れ 通信講座+自宅受験
受講期間 8ヶ月 ※学習期間の目安は6ヵ月
受講料金(税込) 49,000円
テキスト代 受講料に含まれる
※テキスト、副教材、映像教材
添削指導 あり
質問 1日3回まで
試験の有無 あり
※在宅試験、受講期間中ならいつでもOK
特長 ・カリキュラム、教材が充実している
・添削指導がある
・2級と準1級を同時に勉強できる
注意点 ・課題提出、試験がある

こちらは通信講座大手のユーキャンが提供する整理収納アドバイザー2級と準1級のための講座です。

ハウスキーピング協会のWEB講座と同じように、2つの級を同時に目指すことができます。

テキストと問題集で勉強し、添削課題を提出、カリキュラム終了後に自宅で試験を受ける流れになります。

通信講座大手ということで、教材も学習サポートが充実しており、添削指導も完備されています。

じっくり勉強したい方んも満足できる内容でしょう。

ただし、課題提出や試験があるため、これが面倒に感じる方もいるかもしれませんね。

このユーキャンの講座に関する詳しい内容は、こちらの記事「整理収納アドバイザーをユーキャンで取得する方法とは」をぜひご覧ください。

このように、2級の取得方法は3種類です。

短期集中で取得したい方はハウスキーピング協会の認定講座が良いですね。

自分のペースでゆっくり時間をかけて勉強したい方はハウスキーピング協会のWEB講座かユーキャンですね。

課題や試験なしが気楽という方はWEB講座、充実教材を添削指導でじっくり勉強したい方はユーキャンが向いていますね。

準1級:認定講座、WEB講座、「ユーキャン」通信講座から選べる

続きまして準1級を見ていきましょう。

準1級は、基本的に2級を同じ取得方法になります。

ハウスキーピング協会が主催する認定講座かWEB講座を受講するか、「ユーキャン」の通信講座という3つの選択肢があります。

ただし、ハウスキーピングの認定講座は、3級、2級とやや内容が異なりますのでご注意ください。

ハウスキーピング協会準1級認定講座

資格取得の流れ 準1級認定講座受講(会場は2日、オンラインは2or3日)→最終日にまとめテスト→合格→資格取得
受講日程 1~3日
受講時間 ・会場 10:00~17:30(会場により異なる)
・オンライン10:00~16:00(日程により異なる)
受講料金(税込) 36,300円
テキスト代 受講料に含まれる
試験の有無 あり
※受講後にまとめテストが実施される
特長 ・短期間で取得できる
注意点 ・複数日かかる
・まとめテストが行われる

このように準1級の認定講座は、3級と2級よりもややハードルが高くなっています。

会場の場合は2日、オンラインの場合は3日と複数の日程になっているので、仕事が忙しい方の場合は調整が必要になりますね。

最新の講座実施状況は、ハウスキーピング協会の公式サイトからチェックしておきましょう。

また、受講後にはまとめテストが行われます。

きちんと受講していれば問題なく解けるテストにはなりますが、緊張する方もいるかもしれませんね。

3級を取るためには、ハウスキーピング協会が主催する認定講座かWEB講座を受講するか、「ユーキャン」の通信講座のいずれかになります。

WEB講座とユーキャンに関しては、2級の章でお伝えした内容と同じになりますのでここでは省略させていただきますね。

2の章でお伝えしたように、短期集中で取りたい方はハウスキーピング協会の認定講座。

マイペースで勉強したい方はWEB講座かユーキャンを検討しましょう。

ただし、ハウスキーピング協会の認定講座でもユーキャンでも「テスト」が行われます。

どうしてもテストを受けたくないという方は、ハウスキーピング協会のWEB講座一択になりますね。

1級:1次試験、2次試験がある

1級は3級、2級、準1級の取得方法とは大きく異なります。

講座を受講して取れるものではなく、1次試験と2次試験に合格することが条件です。

それぞれの試験について、どうやって取るのか見ていきましょう。

1次試験:会場試験かCBT試験から選べる

試験種類 会場試験 CBT試験
試験形態 筆記試験(マークシート方式) CBT試験
受験料(税込) 14,300円 18,700円
会場 東京、大阪 全国にある約300箇所のCBTテストセンター
日程 月に数回 ほぼ毎日
合格発表 約1ヶ月 試験終了後
出題 100問
準1級認定講座のテキストから出題
試験時間 60分
合格基準/合格率 70%以上/ 70~80%

会場試験もCBT試験も試験内容(出題、試験時間、合格基準、合格率)は同じになりますね。

ただしそれ以外の部分は異なりますのでご注意ください。

会場試験は東京と大阪にある会場で月に数回実施されているものです。

実施スケジュールはハウスキーピング協会の公式サイトからご覧いただけます。

マークシート方式の筆記試験という従来の試験スタイルですね。

一方CBT試験は、最近増えつつあるパソコンで受験する試験スタイルです。

ほぼ毎日実施されている全国のテストセンターの中から好きな場所、好きな時間を選んで受験することができます。

その場ですぐに合否結果がわかるところも特長です。

基本的に東京、大阪会場が遠くて行けない方はCBT試験ということになりますね。

「CBT試験ってどんな試験?」という方は、こちらの記事「整理収納アドバイザーのCBT試験を解説」をご覧ください。

詳しい解説をしています。

2次試験:研究発表および口頭試問

2次試験は以下のように研究発表と口頭試問という流れにになります。

試験形態 ・個別試験
・研究発表および口頭試問
研究内容 テーマとクライアントを決め、作業編または提案編のどちらかを選択する
※事前に提出資料あり
試験時間 15分
※研究発表(10分)と口頭試問(5分
受験料(税込) 19,800円
会場 ・会場:東京、大阪、名古屋、福岡
・オンライン(Zoom)
日程 月に数回
合格発表 約1ヶ月
合格基準/合格率 70%以上/ 80~90%

このようにこれまでの試験よりも本格的な内容になりますね。

整理収納アドバイザーとして活動していくための知識を備えているか確認するための試験になりますので、ハードルは高いと言えるでしょう。

事前にテーマを決めて研究資料を作り、当日はその資料を使い発表します。

その後に試験官から質問を受けて答えるという流れです。

会場試験かオンライン試験か選ぶことができるので、受けやすい方法を選択しましょう。

普段研究や発表したことがないから不安…という方も多いでしょう。

しかし、事前にきちんを準備しておけば、それほど難しいものではありません。

試験対策についてはここでお話すると長くなってしまいますので、こちらの記事「整理収納アドバイザー1級の1次試験2次試験について」でお話したいと思います。
ぜひチェックしてみてくださいね。

ジュニア2級:認定講座のみ

最後に整理収納アドバイザージュニア2級を見てみましょう。

この級を取るためには、ハウスキーピング協会の認定講座を受講するという方法一択になります。

資格取得の流れ ジュニア2級講座受講(会場・オンラインそれぞれ1日)→資格取得
受講日程 1日 ※月数回実施
受講時間 10:00~16:00(会場により異なる)
受講料金(税込) ・お子様のみ:23,600円
・お子様+保護者(保護者も認定):22,500円+22,500円
・お子様+保護者(保護者も認定無し):22,500円+16,000円
テキスト代 受講料に含まれる
試験の有無 なし
特長 ・試験、課題なしで取得できる
注意点 ・お子様には受講時間が長い

この級は子供に向けた片付け資格として2022年4月にスタートしたものです。

上表のように、1日だけの受講で、試験も課題もなく取れる資格となっています。

また、お子様のみでの受講もできますが、保護者も一緒に受講することも可能です。

ただし、お子様によっては受講時間が長く集中力が切れてしまう心配はあるでしょう。

お子様とあらかじめよく話し合ってから受講を決めると良いですね。

ジュニア2級に関するお話は、こちらの記事「理収納アドバイザーに年齢制限はある?50代や中学生・親子の試験資格とは」で詳しくお伝えしています。

親子で受講するメリットデメリットなどを知りたい方はぜひご覧ください。

 

ここまで各級の「どうやって取るか」についてご説明してきました。

具体的な取得方法がわかると、「これならチャレンジできるかな」と前向きに検討できるようになるでしょう。

さらに詳しく各級のカリキュラムや得られる知識などを知りたい方は、こちらの記事「整理収納アドバイザーは1級・準一級・2級・3級・ジュニアの違いを比較解説」もご参考ください。

整理収納アドバイザーは級によって受験資格も取得方法も異なるので注意が必要

ユーキャン(画像出典:ユーキャン)

回は整理収納アドバイザーの「受験資格」「どうやって取るか」について解説してきました。

整理収納アドバイザーは初心者向けの3級から、プロ資格の1級まで分かれています。

さらにお子様向けのジュニア級まであり、それぞれ受験資格も取得方法も異なります。

整理収納アドバイザーは幅広い方が目指せる資格であるために、複数の級は取得方法を提供しているため、このような複雑さがあるのでしょう。

ますは今回ご紹介した内容を参考していただき、あなたの場合はどの級の受験資格があるのか確認してみてください。

そのうえで、受験方法をチェックし、どのような流れで取得を目指せば良いか考えると良いですね。