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整理収納アドバイザーは1級・準一級・2級・3級・ジュニアがある!内容の違いを解説

整理収納アドバイザーは1級・準一級・2級・3級・ジュニアがある!内容の違いを解説

雑誌やテレビの片付け特集などに専門家として登場することがある整理収納アドバイザー。片付けのプロ中のプロというイメージがありますが、実は初心者向けの級もあります。

整理収納アドバイザーは1級・準一級・2級・3級・ジュニアと5つの級に分かれているのが特徴です。

級が分かれていない片付け資格が多いですが、整理収納アドバイザーは級が分かれているので、自分に合った級が目指せるのが良いですね。

しかし「どの級を目指せば良いかわからない…」という方も多いでしょう。

得られる知識や取得方法などが、さまざまな内容が違うので、どの級が自分に合っているのか判断しにくいでしょう。

そこで今回は整理収納アドバイザーの各級の内容の違いを徹底解説したいと思います。

この資格の認定機関であるハウスキーピング協会が提供する講座だけでなく、ユーキャンやWEB講座で取得する方法もご紹介します。

各級の詳しい内容がわかると、目指すべき級がわかるでしょう。

整理収納アドバイザーは1級・準一級・2級・3級・ジュニアの違いがわかりにくい

整理収納アドバイザーは1級・準一級・2級・3級・ジュニアの違いがわかりにくい

有名な片付け資格の整理収納アドバイザーですが、級多すぎてわかりにくいという意見もあります。

収納コーディネーター、収納マイスターなど級が分かれていない資格のほうが、シンプルでわかりやすいという方もいるでしょう。

整理収納アドバイザーを目指したいけれど、どの級を取るべきか決まらずに悩んでいる方もいるかもしれません。

級の違いは、難易度だけでなく、取得方法や費用など、さまざまな内容が違うので、比較するのが面倒という問題もありますね。

整理収納アドバイザー1級・準一級・2級・3級・ジュニアの内容の違いを徹底比較

整理収納アドバイザー1級・準一級・2級・3級・ジュニアの内容の違いを徹底比較

整理収納アドバイザーを目指すためには、まずどの級を目指すか考える必要があります。

しかし、1級・準一級・2級・3級・ジュニアと5つも級があるため、1つずつチェックするのは大変ですよね。

そこでここからは、5つの級を徹底比較していきましょう。

整理収納アドバイザーを主催する「ハウスキーピング協会」の認定講座を受講して取得する方法を中心に比較していきます。

ただし、3級、2級、準1級は通信講座などでも取得できますので、その方法もご紹介したいと思います。

  • 受講(受験)資格
  • カリキュラム、受講の流れ
  • 資格取得で期待できること
  • 受講日程、受講時間
  • 受講料金(税込)、テキスト代(税込)
  • 試験について
  • 認定講座以外の取得方法
  • メリットデメリット

このような内容比較していきますので、あなたが取得したい級はどの級なのかチェックしてくださいね。

整理収納アドバイザー3級:整理に関する様々なテーマから選べる初心者向けの級

まずは、整理収納アドバイザーの一番易しい級の3級から見ていきましょう。

3級は整理収納の知識を広げるための級となっています。

資格名 整理収納アドバイザー3級
受講(受験)資格 特になし
資格取得の流れ 3級講座受講(会場・オンラインそれぞれ1日)→資格取得
資格取得で期待できること ・身のまわりの環境改善に活かすことができる
カリキュラム 整理収納に関する様々なテーマ(モノの整理、時間の整理、心の整理なども含む)から好きなテーマを選択
受講日程 1日
受講時間 約3時間
受講料金(税込) ・3級初回受講者:9,900円
・1~3級取得者級を取得済の方:5,500 円
テキスト代(税込) 別途かかる講座あり
試験の有無 なし
メリット ・試験なしで気軽に挑戦できる
・受講料が低価格
デメリット ・専門的な知識は身につけにくい

受講(受験)資格

3級を受けるための条件はありません。

初めて片付け系の勉強をする方から、他に片付け資格を持っている中級者の方まで幅広く受けられる級となっています。

カリキュラム、受講の流れ

3級は認定講座を1日受けるだけで取得することが可能です。

実施日の最新情報は、ハウスキーピング協会公式サイトからチェックしてくださいね。

認定テストはありません。

カリキュラムは、整理収納に関する様々なテーマの中から、好きなテーマを選んで受講する形になります。

例えば以下のようなテーマがあります。

  • クローゼットの整理術
  • お財布の整理術
  • 実家の整理
  • 時間の整理
  • 心の整理

このように「時間の整理」「心の整理」のようなテーマもあるのが興味深いですね。

ガッチリ片付け知識を学ぶというよりは、身の回りの環境改善に役立てられるような内容を学ぶ感じになっています。

資格取得で期待できること

3級は整理のプロになるための級ではありません。

広い意味での「整理」に関する知識を得ることで、日々の生活を豊かにすることが期待できます。

例えば「時間の整理」のテーマでは以下のようなことを学びます。

  • 時間の整理の仕方
  • 時間の分け方
  • 時間の管理の仕方

「毎日時間に追われている」「時間の使い方が分からない」「忙しくて何となく1日が終わってしまう」という方が受講することで、時間を整理するためのヒントがもらえるでしょう。

スケジュール管理や時間の使い方が上手くなれば、日々の生活を整えることができますね。

テーマごとに、このような効果が期待できる級と言えるでしょう。

受講日程、受講時間

受講は1日だけ、受講時間は3時間程度となっています。

このような短時間で取得できるなら、チャレンジしてみたくなりますね。

受講料、テキスト代

受講料は上表にあるようにとてもリーズナブルです。

テキストを利用する講座もありますが、基本的にテキストは使わずに受講します。

また、はじめて3級を取る場合は認定証の発行が必要になりますが、1~3級を持っている場合は認定証がかからないのでさらに安く設定されています。

認定講座以外の取得方法

整理収納アドバイザー3級は、WEB講座の「N-Academy」で取得することもできます。

概要は以下のなります。

資格名 N-Academy
対応する級 3級
資格取得の流れ WEB講座(ビデオ講義)+添削課題提出
受講料金(税込) 8,000円
教材 テキスト(ダウンロード版)
学習期間 自由
受講期間 5ヵ月
添削指導 あり
質問 あり ※回数不明
試験 なし

こちらの講座では、ビデオ講義を視聴し勉強し、添削課題を提出するという流れになります。

ビデオ講義では片付けられない理由や、整理の鉄則など基礎的な内容を学びます。

添削課題は、クローゼット、キッチン、リビングいずれかの写真の整理前と整理後の写真を送るというものです。

添削課題に合格できれば、資格取得となります。

すべてWEB上で完結する気軽さと、マイペースで勉強できるスムーズさがありますね。

3級のメリット

3級のメリットは、試験なしで気軽に挑戦できることです。

受講料が低価格なので受講しやすいところもメリットと言えますね。

3級のデメリット

3級は専門的な知識は身につけにくい級と言えます。

興味があるテーマの講座をピンポイントで受講するので、網羅的な片付け知識を得ることは難しいでしょう。

 

このように3級は初心者向けの資格であり、かつ興味のあるテーマの片付け知識を得たい方におすすめの級です。

生活を豊かにするための知識を得られて、さらに資格も取れるのが嬉しいですね。

片付け初心者の方はもちろん、1~3級の資格を持っている方でも、気になるテーマの講座があれば受けてみると良いでしょう。

整理収納アドバイザー2級:整理収納の基礎が網羅的に学べる級

2級は3級よりも、さらに幅広い片付け知識を身につけるための級になります。

ハウスキーピング協会の講座、WEB講座、ユーキャンと、複数の取得方法から選べるところも特徴です。

資格名 整理収納アドバイザー2級
受講(受験)資格 日本語が理解できる方
資格取得の流れ 2級講座受講(会場・オンラインそれぞれ1日)→資格取得
資格取得で期待できること ・自宅や職場を片付けて快適な環境にできる。お友達などにアドバイスできる
カリキュラム ・整理の効果について考える
・現状の整理のレベルを知る
・整理を妨げる要因を知る
・整理収納利絵音に基づいた事例
・整理収納スキル5つの鉄則
・モノの本質と人との関わりを考える
・覚えておきたい収納の原則
受講日程 1日
受講時間 10:00~17:00(会場により異なる)
受講料金(税込) 24,700円
テキスト代(税込) なし ※受講料に含まれている
試験の有無 なし
メリット ・複数の取得方法がある
・整理の基礎を網羅的に学べる
・試験なしで取得できる
デメリット ・勉強する内容が多い

受講(受験)資格

2級も基本的にどなたでも取得できる資格となっています。

整理収納アドバイザー1級を目指すために不可欠となる、整理収納の基礎を学ぶ級と言えるでしょう。

カリキュラム、受講の流れ

2級の認定講座は会場試験、オンライン試験が実施されています。

実施日の最新情報は、ハウスキーピング協会公式サイトからチェックしてくださいね。

上表にあるように、1日だけの受講ですが受講時間は長めに設定されています。

具体的なカリキュラムを見ても充実した内容であることがわかりますね。

「基本的な整理の考え方」「具体的な整理の方法」「実践的な収納のコツ」について勉強していきます。

自宅ですぐに活かせるような項目も多いので、楽しく勉強できるでしょう。

認定試験はありませんので、受講後には資格取得となります。

資格取得で期待できること

3級では自宅や職場を片付けて快適な環境にできるというレベルまでを目指しています。片付けが苦手な方も片付けに対する苦手意識が薄れるはずです。

また、プロになれるレベルではありませんが、お友達や家族にアドバイスできるレベルのスキルは身につけられるでしょう。

受講日程、受講時間

受講日程は1日だけです。

受講時間は長いですが、1日だけで終わらせることができるので、忙しくて何日も仕事を休めない…という方でも便利ですね。

受講料、テキスト代

受講料は上表のように3級よりぐんと高くなります。

しかし、一般的な片付け資格を取るためには、5万円ほ土の受講料がかかるケースが多いです。

例えば、同じような初心者向けの資格に「収納コーディネーター」がありますが、認定講座の受講料は49,500円となっています。

他資格と比べると安いと言えますね。

認定講座以外の取得方法

2級は、ハウスキーピング協会の認定講座を受けるだけでなく、「ハウスキーピング協会のWEB講座」「通信講座ユーキャン」でも取得できます。

どちらのケースも、2級と準1級をまとめて取れるコースが用意されているので、一気に2級取って、1級に進みたい方におすすめです。

それでは2つの取得方法を見ていきましょう。

ハウスキーピング協会のWEB講座
資格名 ハウスキーピング協会WEB講座
対応する級 2級、準1級
資格取得の流れ WEB講座(ビデオ講義)
受講料金(税込) 【2級】14,850円(テキストなし)
【2級・準1級セット】39,600円(準1級テキスト代込)
教材 テキスト(スライド資料、演習シート)
学習期間 自由
受講期間 【2級】60日間【準1級】90日間 ※2級受講完了後に準1級に進める
添削指導 なし
質問 1日3回まで
試験の有無 なし

この講座は、ハウスキーピング協会が自宅でマイペースで勉強したい方に向けて2022年にスタートさせたeラーニングです。

ビデオ講義を視聴し、自宅学習する流れになります。

2級だけのコースと、2級と準1級をまとめて取れるコースがあるので、希望に合わせて選ぶことができて便利です。

学習機関は2級は60日間、準1級は90日間設けられていて、2級受講完了後に準1級に進みます。

この期間中では自由に質問することが可能です。

次にご紹介するユーキャンのように充実した教材や添削指導はありませんが、受講料が安いというメリットがあります。

最低限の勉強をしたいという方は、こちらの講座で十分ですね。

このWEB講座に関する詳しい内容は、こちらの記事「整理収納アドバイザーはeラーニングがおすすめ?web 講座2級オンライン講座を解説」で紹介していますので、ぜひご覧ください。

通信講座ユーキャン
資格名 ハウスキーピング協会WEB講座
対応する級 2級、準1級
資格取得の流れ WEB講座(ビデオ講義)
受講料金(税込) 【2級】14,850円(テキストなし)
【2級・準1級セット】39,600円(準1級テキスト代込)
教材 テキスト(スライド資料、演習シート)
学習期間 自由
受講期間 【2級】60日間【準1級】90日間 ※2級受講完了後に準1級に進める
添削指導 なし
質問 1日3回まで
試験の有無 なし

こちらは通信講座大手のユーキャンが提供する整理収納アドバイザー2級と準1級を取得するための講座です。

テキストと問題集で勉強し、添削課題を提出。

添削指導を受けながら勉強を進める流れです。

カリキュラム終了後に自宅で試験を受けて提出。合格すれば資格取得となります。

通信講座大手ということで、教材も学習サポートも充実していますが、そのぶん受講料はやや高めに設定されていますね。

少し費用が高くてもじっくり勉強したいという方は、ユーキャンがおすすめです。

このユーキャンの講座に関する詳しい内容は、こちらの記事「整理収納アドバイザーをユーキャンで取得する方法を解説」で紹介していますので、ぜひご覧ください。

2級のメリット

2級のメリットは、複数の取得方法から選択できることでしょう。

短期集中ならハウスキーピング協会の認定講座が良いですね。

じっくり時間をかけて勉強するならユーキャンが良いでしょう。

また、整理の基礎を網羅的に学べるところ、試験なしで取得できるところもメリットと言えるでしょう。

2級のデメリット

2級のデメリットは、初心者向けの片付け資格としては、勉強する内容が多めということです。

整理収納アドバイザーは1級を取得してプロとして活動することがゴールです。

そのため、2級はその前段階として網羅的な勉強をすることになります。

これが大変に感じる方もいるかもしれませんね。

 

2級は初心者向けの資格としては充実した内容です。

やや難易度が高いかもしれませんが、実生活で活かせる知識が多く学べる魅力的な内容です。

日々の片付け改善に活かしたい方に満足できる内容でしょう。

準1級:1級を目指すための級

準1級は、1級を目指すための級と言えるでしょう。

2級で得た知識に加えて、より応用的な勉強をすることになります。

資格名 整理収納アドバイザー準一級
受講(受験)資格 整理収納アドバイザー2級、その他の資格取得者
資格取得の流れ 準1級認定講座受講(会場は2日、オンラインは2or3日)→最終日にまとめテスト→合格→資格取得
資格取得で期待できること ・整理収納の知識をより深めることができる
・整理収納が苦手な人にアドバイスできる
カリキュラム ・整理の概念を実務に応用
・整理環境改善に対する概念
・整理やモノに対する意識や概念の改善
・整理の改善活動と維持管理・収納が上手くできない理由
・収納の原則
・収納の原則確定と維持管理・住まいと暮らし方
・ヒアリングと分析
・家庭内の収納の基礎知識
・収納プラン
受講日程 1~3日
受講時間 ・会場 10:00~17:30(会場により異なる)
・オンライン10:00~16:00(日程により異なる)
受講料金(税込) 36,300円
テキスト代(税込) なし ※受講料に含まれている
試験方法 まとめテスト
試験会場 認定講義の後に実施
試験日程 認定講義の後に実施
受験料(税込) なし
メリット ・複数の取得方法がある
・プロレベルの知識が学べる
デメリット ・テストを受ける必要がある
・知識はあっても整理収納アドバイザーを名乗れない

準1級認定講座は、整理収納についてもっと詳しく学びたいという方に最適です。

受講後は周りの方に自信をもって整理収納のアドバイスをすることができます。

受講(受験)資格

準1級を目指すためには、2級を取得していることが条件になります。

ただし、他の資格でも受験資格が得られる場合もあります。

以下のいずれかを取得されている方は、整理収納アドバイザー2級がなくても準1級を受けることができます。

  • 整理収納アドバイザー オフィス&ホーム
  • 整理収納教育士
  • 職場整理収納アドバイザー(旧BAV)
  • オフィス環境診断士2級
  • 住宅収納スペシャリスト
  • 企業内整理収納マネージャー

準1級を目指すためには、片付けの基礎知識を持っている必要があるということですね。

カリキュラム、受講の流れ

上表にあるように、2級よりも応用的な内容を学ぶことになります。

会場かオンラインで1~3日間の講座を受け、最後にまとめテストを受けます。

これに合格すれば取得という流れです。

講座の実施日の最新情報は、ハウスキーピング協会公式サイトからチェックしてくださいね。

資格取得で期待できること

準1級では収納のプロとして活動するための知識を学びます。

整理収納の知識をより深めることができるでしょう。

また、整理収納が苦手な人にアドバイスできるレベルを目指せます。

受講日程、受講時間

上表にあるように、受講日数は会場とオンラインで異なります。

会場は2日間(連日)、オンラインは2日間と3日間があります。

受講時間も長い設定になっていますので、ちょっと大変かもしれませんね。

受講料、テキスト代

受講料金は2級よりやや高めになりますが、他の片付け資格と比べると、高くはない印象です。

テキスト代の含まれているのでお得感があります。

認定講座以外の取得方法

準1級は、2級の章でご紹介したように、「ハウスキーピング協会のWEB講座」「通信講座ユーキャン」でも取得できます。

内容は2級と同じになりますので、ここでは省略させていただきたいと思います。

準1級の勉強は2級よりさらにレベルアップしますので、スムーズに勉強できる方法を選ぶようにしたいですね。

勉強に自信がない方は、手厚い学習サポートがあるユーキャンがおすすめです。

準1級のメリット

準1級のメリットは、2級と同じように「ハウスキーピング協会の認定講座」「WEB講座」「ユーキャン」の中から好きな勉強方法を選べるところです。

さらに、準1級はプロ資格1級のための勉強をする級でもあります。

つまりプロになるための知識をすべて学ぶため、もし1級試験を受けない場合でも、プロ同様の知識は身につけられると言えます。

準1級のデメリット

2級までは試験がありませんでしたが、準1級ではまとめテストがあります。

難易度はそれほど高くありませんが、これがネックになる方もいるでしょう。

また、整理収納アドバイザーのプロ知識はあっても、準1級ではまだ整理収納アドバイザーを名乗ることはできません。

これも難点と言えるでしょう。

 

準1級はより深い片付け知識を身につけたい方、1級を目指したい方に向けた級です。

2級よりもぐんと内容は難しくなりますので、やりがいがあるでしょう。

取得方法が複数ありますので、スムーズに勉強できる方法を選んでくださいね。

整理収納アドバイザー1級:プロとして活動できる資格

整理収納アドバイザーを名乗り活動できるのは、1級だけになります。

1級は認定講座はなく1次試験、2次試験を受ける必要があるため、難易度は高いです。

しかし取得できれば、プロの整理収納アドバイザーとして仕事に活かすことができるでしょう。

資格名 整理収納アドバイザー1級
受験資格 ■1次試験:整理収納アドバイザー準1級取得者
■2次試験:整理収納アドバイザー1級1次試験合格者
資格取得の流れ 1次試験受験→合格→2次試験受験→合格→資格取得
資格取得で期待できること ・整理収納アドバイザーのスキルを仕事に活かせる
試験方法 ■1次試験:会場試験orCBT試験
■2次試験:研究発表および口頭試問
試験会場 ■1次試験:47都道府県の会場
■2次試験:会場orオンライン
試験日程 ■1次試験:【会場】月数回、【CBT】全国のテストセンターでほぼ毎日実施
■2次試験:月数回
受験料(税込) ■1次試:【会場】14,300円、【CBT】18,700円 2次試験:19,800円
メリット ・整理収納アドバイザーを名乗れる唯一の級
・プロとして活動することができる
・試験会場は複数から選択できる
デメリット ・1次試験は在宅受験不可
・2次試験は課題提出が必要

受験資格

1次試験を受ける為には、準1級資格が必要です。

2次試験を受ける為には、1次試験に合格する必要があります。

他の片付け資格を持っていても、整理収納アドバイザー以外はNGですのでご注意ください。

受験の流れ

上表にあるように、1次試験を合格した後に2次試験を受ける流れになります。

資格取得で期待できること

1級の資格試験は、整理収納アドバイザーのプロとして活動するできる知識を持っているか確認するためのものです。

これに受かった方は、晴れてプロとして活動することが可能です。

個人宅へ行き片付けアドバイスを行ったり、片付けセミナーで講師を務めるなど、幅広い活動を目指すことができます。

1次試験について

1次試験は「会場試験」もしくは「CBT試験」のいずれかを選ぶことができます。

どちらも試験内容は同じです。

準1級のテキストから出題されます。

会場は主要都市に限られますが、「CBT試験」は全国にある300箇所以上のテストセンターから選ぶことができます。

それぞれの日程は会場の情報は、ハウスキーピング協会の公式サイトからチェックしてくださいね。

CBT試験に関する情報は、こちらの記事「整理収納アドバイザー cbt受験を解説」をぜひご覧ください。

2次試験について

2次試験の場合は会場試験かオンライン試験になりますす。

試験内容は、研究発表と口頭試問題。

研究発表をしながら、同時に試験官から質問に答える内容で、個人試験になります。

テーマは「実作業編」「提案編」から選び、事前に研究発表資料を提出する必要があります。

1次試験と2次試験のもっと詳しい内容をチェックしたい方は、こちらの記事「整理収納アドバイザー1級の1次試験、2次試験のテスト内容を徹底解剖」をご覧ください。

1級のメリット

1級のメリットは、取得することで整理収納アドバイザーを名乗り活動できることです。

試験内容は難しいですが、会場はいろいろ選択できますので、比較的スムーズに受けられるでしょう。

1級のデメリット

デメリットは、やはり多くの勉強が必要になることでしょう。

1次試験対策のためには、準1級のテキストを網羅的に勉強する必要があります。

2次試験はさらに研究レポートを作成する必要があるため、ハードルは高いでしょう。

 

このように1級は試験の内容も、試験を受ける方法も大変です。

本気で整理収納アドバイザーを目指すための方の級と言えますね。

よく考えたうえで挑戦したいですね。

整理収納アドバイザージュニア2級:子供の親のための片付け資格

最後にご紹介するのは、整理収納アドバイザージュニア2級です。

これは子供に向けた片付け資格として2022年4月にスタートした資格となっています。

資格名 整理収納アドバイザージュニア2級
受講(受験)資格 対象:8歳(小学3年生)~17歳
資格取得の流れ 3級講座受講(会場・オンラインそれぞれ1日)→資格取得
資格取得で期待できること ・自分や自分の身の回りの整理収納ができるようになる
※2級扱いなので準1級へ進める
カリキュラム ・ 整理の効果について考える
・整理収納アドバイザーの基本理念を学ぶ
・モノの本質と人との関わりを考える・整理を妨げる要因を知る
・整理収納スキル5つの鉄則
・整理収納の理論に基づいた実例
受講日程 1日
受講時間 10:00~16:00(会場により異なる)
受講料金(税込) ・お子様のみ:23,600円
・お子様+保護者(保護者も認定):22,500円+22,500円
・お子様+保護者(保護者も認定無し):22,500円+16,000円
テキスト代(税込) なし ※受講料に含まれている
試験 なし
メリット ・子供の頃から正しい収納知識を身につけられる
・親も一緒に学ぶことができる
デメリット ・受講時間が長いので疲れることもある

受講(受験)資格

この級は8歳(小学3年生)~17歳の方に向けたものです。

お子様のみでの受講もできますが、保護者も一緒に受講してもOKです。

カリキュラム、受講の流れ

基本的に整理収納アドバイザー2級と同じ流れになります。

認定講座を受講することで資格取得になります。

資格取得で期待できること

この級は、自分や自分の身の回りの整理収納ができるようになることを目的としています。

さらに子供の頃から製収納の知識を身につけることで、取捨選択の力を身につけるという目的もあります。

またこの級は、2級扱いなので、取得後に準1級へ進むことも可能です。

受講日程、受講時間

認定講座は1日だけの開催になりますが、受講時間は長いです。

お昼休憩を挟みますが、お子様の年齢によっては集中が切れてしまう可能性はありますね。

ある程度、長い時間集中できるようになってから、挑戦すると良いでしょう。

受講料、テキスト代

受講料は、上表にあるように、親も一緒に受けることができます。

受講だけする場合、親も資格を取る場合で料金が異なりますのでご注意ください。

ジュニア2級のメリット

子供に片付けを教えたいと思っても、なかなか正しく教えることは難しいものです。

この資格を取ることで、正しい整理収納知識を一緒に学ぶことができます。

資格をいう形になることで、お子様のやる気がアップする効果も期待できるでしょう。

ジュニア2級のデメリット

この級は1日だけで取れるものですが、受講時間が長いところが、お子様にはネックになるかもしれません。

約6時間の講座を頑張れる状態になってからチャレンジするようにしたいですね。

 

このように、整理収納アドバイザージュニア2級は、お子様にも保護者にも嬉しい資格と言えます。

受講時間が長いという点だけクリアできれば、1日だけの受講で取れるお手軽と言えるでしょう。

お子様の片付けを改善したい方、片付け好きなお子様のスキルを伸ばしたい方におすすめの級です。

整理収納アドバイザーは希望に合わせて級が選べる

ユーキャン(画像出典:ユーキャン)

今回は整理収納アドバイザーの1級・準一級・2級・3級・ジュニアの級について比較解説してきました。

得られる知識や取得方法、費用など内容に違いがあることがおわかりいただけたと思います。

難易度の高さだけでなく、さまざまな要素を考慮して、どの級を目指すか考えてくださいね。

3級は後から取ることもできる点を考えると、まずは2級にチャレンジするのが無難でしょう。

そのうえで、もっと上級を目指したい場合は、準1級を目指すという流れが良いですね。

整理収納アドバイザーはこのように段階的に上を目指せるところが魅力です。

ぜひ上の級を目指して頑張ってくださいね。