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整理収納アドバイザーに年齢制限はある?50代や中学生・親子が取るメリットデメリットとは

整理収納アドバイザーに年齢制限はある?50代や中学生・親子が取るメリットデメリットとは

整理収納アドバイザーは初心者からプロを目指す方まで幅広い層に開かれている資格です。

他の片付け資格と比べても知名度が高いので、取得を目指したいと検討中の方は多いでしょう。

そしてその中には、幅広い年齢層の方がいるでしょう。

50代の方や中学生、親子で取得したいというケースもあると思います。

しかし問題は、整理収納アドバイザーに年齢制限はあるかということですよね。

結論から申し上げますと、18歳以上であれば3級~1級を取ることができます。

17歳以下の方でもジュニア2級という級があり、こちらは親子でも目指せる級となっています。

今回の記事では、整理収納アドバイザーの年齢ごとの試験資格について解説しながら、50代、中学生、親子で取得する場合のメリットデメリットを解説したいと思います。

「年齢的に整理収納アドバイザーを取るのはどうなんだろう…」とお悩みの方も、具体的な良し悪しがわかると、本当に目指すべきかどうか判断できると思います。

整理収納アドバイザーの試験資格に年齢制限はある?

整理収納アドバイザーの試験資格に年齢制限はある?

片付けのプロとして活動している方を見ると20~40代の方が多いですよね。

またプロになるのではなく日々の片付け改善のために片付け資格を取ろういう場合も、子育て世代が中心になるイメージがあります。

整理収納アドバイザーは50代は中学生、親子で取れる資格ではないのでしょうか。

そもそも、年齢制限がないのかという問題もありますよね。

まずはこのような問題から深掘りしてみましょう。

50代や中学生・親子で取得することはできる?

資格を取るためには、それぞれ受験資格がありますよね。

2級を取るためには3級取得者である必要がある等の条件があります。

その中に年齢制限はあるのでしょうか。

50代や学生で整理収納アドバイザーの資格を取りたいと思っても、そもそも取れない年齢であればガッカリですよね。

50代や中学生・親子で取得するメリットはある?

また取れる年代であった場合でも、「本当に整理収納アドバイザーを取得するメリットはあるのか?」という問題もあります。

20~40代の子育て世代の方の場合は、整理収納アドバイザーを取ることで、日々の片付けに役立てることができるでしょう。

整理収納アドバイザーの資格を仕事に活かすこともできまう。

しかし50代や子供が取得しても、あまり活かすシーンはないのでは…という不安もありますね。

 

整理収納アドバイザーを目指したいと思っても、このようなモヤモヤがあると一歩踏み出すことができません。

そこで次の章では、整理収納アドバイザーのターゲット層とはちょっと違うと思われる「50代」「中学生」「親子」が取得するケースについて考えたいと思います。

整理収納アドバイザーの年齢制限は?3~1級は18歳以上、17歳以下はジュニア級

整理収納アドバイザーの年齢制限は?3~1級は18歳以上、17歳以下はジュニア級

まずは整理収納アドバイザーの試験資格として「年齢制限」についてご説明しましょう。

整理収納アドバイザーは「ハウスキーピング協会」という団体が運営をしている民間資格です。

取得するためには、ハウスキーピング協会の定める受験資格をチェックしておく必要がありますね。

この資格は3級、2級、準1級、1級、さらにジュニア2級と級が分かれているため、それぞれの試験資格を確認しましょう。

以下が各級の試験資格をまとめたものになります。

試験資格
3級 特になし
2級 特になし ※2023年4月1日より18歳以上
準1級 ・整理収納アドバイザー2級
・整理収納アドバイザー2級認定WEB講座
・職場整理収納アドバイザー(旧BAV)
・オフィス環境診断士2級
・企業内整理収納マネージャー
・整理収納アドバイザー オフィス&ホーム
・住宅収納スペシャリスト
・整理収納教育士
これらの資格のいずれかを取得している者
1級 準1級取得者
ジュニア2級 8歳(小学3年生)~17歳
※親子で取得することも可能

このように、3級は特に条件がありませんので、どの年代の方も受けることができます。

2級は現在(2023年1月時点)は年齢制限がないのですが、2023年4月1日以降は18歳以上となります。

準1級、2級も18歳以上ということになりますね。

17歳以下の方はジュニア2級を目指しましょう。

ジュニア2級は親子で取得することも可能です。

このような試験資格を踏まえると、以下のようなことが言えるでしょう。

50代はどの級も目指すことができる

お子様の年齢制限はありますが、シニア層の方に向けた制限は一切ありません。

実際に80代で整理収納アドバイザー資格を取られている方もいるほどです。

50代でも十分取得を目指すことができるでしょう。

8歳~17歳のお子様のいる方の場合は、お子様と一緒にジュニア2級を目指すことも可能です。

中学生はジュニア2級を目指すことができる

中学生の場合は、2023年3月までは2級を目指すことも可能です。

しかし2023年4月以降はジュニア2級を目指すことになります。

今後は中学生=ジュニア2級と認識しておくと良いですね。

親子の場合はジュニア2級を目指すことができる

お子様が8歳~17歳の場合は、ジュニア2級を目指すことができます。

ジュニア2級の概要は以下になりますのでご確認ください。

資格取得の流れ ジュニア2級講座受講(会場・オンラインそれぞれ1日)→資格取得
受講日程 1日 ※月数回実施
受講時間 10:00~16:00(会場により異なる)
受講料金(税込) ・お子様のみ:23,600円
・お子様+保護者(保護者も認定):22,500円+22,500円
・お子様+保護者(保護者も認定無し):22,500円+16,000円
テキスト代 受講料に含まれる
試験の有無 なし

このように、「お子様のみ」「お子様+保護者」の料金が設定されていますね。

保護者も一緒に受ける場合は、保護者も認定を受ける(資格を取る)か、認定無し(資格は取らない)から選ぶことができます。

ただお子様と一緒に講座を受けたいという方は、受講料が安い「認定無し」コースを選びましょう。

 

ここまで、「50代」「中学生」「親子」は整理収納アドバイザー取得することができるのか見てきました。

この資格は年齢の上限はありませんので、50代でも目指すことが可能です。

また18歳未満の場合でもジュニア2級が用意されているため、中学生でも親子でも整理収納アドバイザー資格を取ることができます。

20~40代以外の方でも、堂々と目指すことができますね。

また、年齢以外の受験資格や「どうやって取得するのか」という問題については、こちらの記事「整理収納アドバイザーの受験資格は?どうやって取るのか徹底解説」をご覧ください。

級ごとの受験資格、取得する方法を詳しく解説しています。

整理収納アドバイザーは年齢的な縛りなく、自由に目指せる資格であることがわかりました。

しかしながら、「本当に取得するメリットはあるのか」という疑問もあるでしょう。

次の章では「50代」「中学生」「親子」が整理収納アドバイザー取得するメリットを解説したいと思います。

合わせてデメリットもあればお伝えしましょう。

整理収納アドバイザーを「50代」「中学生」「親子」が目指すメリットデメリットとは

整理収納アドバイザーを「50代」「中学生」「親子」が目指すメリットデメリットとは

片付け資格を目指す方の多くは20~40代でしょう。

整理収納アドバイザーの取得者もその年代が多い傾向にあります。

しかし「50代」「中学生」「親子」であっても、整理収納アドバイザーを目指すメリットはあります。

ここからは、それぞれの年代が整理収納アドバイザーを目指すメリットをご紹介したいと思います。

ただし、気になるデメリットもありますのでお伝えしたいと思います。

50代で整理収納アドバイザーを取るメリットデメリット

まずは50代が整理収納アドバイザーを取得するケースを見ていきましょう。

「セカンドライフのための片付けができる」「断捨離がスムーズにできる」というメリットが考えられます。

しかし「新しい片付け理論が受け入れにくいこともある」という懸念要素もありますので、お伝えしておきましょう。

メリット:セカンドライフのための片付けができる

仕事や家族のことなど、何かと忙しい50代。

「時間に余裕ができたら片付けよう」とついつい片付けが先延ばしになっている方は多いのではないでしょうか。

しかし、60代のセカンドライフに向けて持ち物整理を始めることが大事な時期です。

セカンドライフに何か新しいことを始めたくても、物が溢れているとスムーズに始められないでしょう。

60代、70代になってからではなく、体力のある50代のうちに持ち物整理しておく事も大事です。

整理収納アドバイザーは片付け理論だけでなく、実践的な片付けノウハウを学ぶことができます。

クローゼットの整理収納、キッチンの整理収納など、具体的な内容を勉強するため、セカンドライフに向けた片付けのきっかけになるでしょう。

50代のうちにセカンドライフに向けた片付け術を身につけたい方は、整理収納アドバイザーがおすすめです。

メリット:断捨離がスムーズにできる

20代や30代では断捨離やミニマリストの概念が定着しつつありますが、50代は「もったいない」という気持ちが強い方は多いのではないでしょうか。

物を減らしてスッキリしたいと思っても、なかなか上手く断捨離ができないかもしれませんね。

整理収納アドバイザーでは、「モノの本質」を知るところから始めます。

必要なもの、不要なものを判断する方法を学ぶので、「もったいない」という感情的な判断だけでなく、冷静に断捨離することができるでしょう。

物を減らして収納をスムーズにしたい方は、整理収納アドバイザーがおすすめです。

デメリット:新しい片付け理論が受け入れにくいこともある

整理収納アドバイザー資格を取るためには、整理収納アドバイザーを主催するハウスキーピング協会が促進する片付け理論を学ぶことになります。

客観的に見た正しい理論なのですが、これがすぐに受け入れにくい50代の方もいるでしょう。

50代になると、ほとんどの方は自分なりの片付けに関する考え方や片付けノウハウをお持ちだと思います。

そのため、新しい片付け理論がスッと入ってこないかもしれません。

今の生活の片付けに不満はない、自分の整理収納に納得している方は、わざわざ整理収納アドバイザー資格を目指す必要はないかもしれませんね。

中学生で整理収納アドバイザーを取るメリットデメリット

次に中学生が整理収納アドバイザーを取る場合を考えていきましょう。

中学生の場合は、ジュニア向けに用意されている「整理収納アドバイザージュニア2級」を取得することになります。

「収納理論を分かりやすく学べる」「効率的な考え方ができるようになる」というメリットが考えられます。

しかし「ジュニア級は物足りない場合もある」というデメリットを感じる方もいるかもしれません。

メリット:収納理論をわかりやすく学べる

整理収納理論は奥が深く、簡単なものではありません。

片付け系のハウツー本などを読んでも、中学生にはなかなか理解が難しいでしょう。

中学生向けの片付け資格もなかなかありません。

整理収納アドバイザーのジュニア級なら、収納理論をわかりやすい学べるというメリットがあります。

テキストに書かれている難しい用語には、わかりやすい解説がついているので、把握しやすいでしょう。

ただ理論が書いてあるだけでなく、実例や演習なども多いので、取り組みやすさもあります。

片付け理論をしっかり学びたいけれど、大人向けの内容は抵抗があるという中学生におすすめの資格と言えますね。

メリット:効率的な考え方ができるようになる

整理収納アドバイザージュニア2級では、片付けを理論的に学びます。

例えば「整理収納の理論に基づいた実例」というカリキュラムでは、実例をもとに収納理論を勉強ます。

そのため、どうすれば効率よく片付けができるか考えることができます。

「限られた収納スペースにスッキリ収納したい→そのためには物を減らす必要がある→そのためには的確にモノを取捨選択する必要がある」という感じですね。

これにより、何事も効率よく考える力が鍛えられるでしょう。

時間を無駄にせずに勉強に取り組むという習慣に繋がるかもしれませんね。

早い段階で効率化を考えた行動ができるようになることは、大きなメリットと言えるでしょう。

デメリット:ジュニア級は物足りない場合もある

中学生は整理収納アドバイザージュニア2級を取る場合、物足りないと感じる方もいるかもしれません。

ジュニア2級は小学校3年生~高校生のための資格です。

高校生にも対応しているので、多くの中学生は満足できる内容でしょう。

しかし、もともと整理収納な中学生が、もっとスキルアップしたいという目的で取得するには、やや物足りないかもしれません。

そのような中学生は、ジュニア2級より下の級になってしまいますが、整理収納アドバイザー3級にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

こちらの記事「整理収納アドバイザーは1級・準一級・2級・3級・ジュニア級の違いを解説」では、各級の解説をしていますので、ぜひご覧ください。

親子で整理収納アドバイザーを取るメリットデメリット

最後に親子で整理収納アドバイザー資格を目指すメリットデメリットを見ていきましょう。

親子で取得する場合は、整理収納アドバイザージュニア2級を目指すことになります。

「親子で片付けやすい環境を作れる」「正しい片付け知識を共有できる」「お子様の決断力や判断力が鍛えられる」というメリットが期待できます。

しかし、「受講時間が長くて集中できない場合もある」という懸念要素もありますのでお伝えしておきましょう。

メリット:親子で片付けやすい環境を作れる

まず1つ目のメリットは親子で片付けやすい環境を作れるということです。

なかなか部屋が片付けられない理由として大きな要因は、片付けにくい環境になっているからです。

例えば収納スペースに対して物が多いと、お子様が片付けたいと思っても、収納する場所がないために出しっぱなしになってしまうかもしれません。

整理収納アドバイザーではたた片付け術を学ぶのではなく、「どうして片付かないのか」という原因を深掘りします。

そしてその改善点を見つけ、片付けやすい環境を作ることができます。

例えば、収納スペースに対して適量な物だけ残すように整理することから始めます。

その上で収納していくので、「収納する場所がないために出しっぱなし」になる状態を防げるでしょう。

しかしこの環境作りは、家族一人で行っても限界があるケースもあります。

親子でそのノウハウを学ぶことで、常に片付けやすい環境を維持しやすくなります。

片付けられる環境になれば、お子様の片付け意欲もアップするでしょう。

メリット:正しい片付け知識を共有できる

2つ目のメリットは正しい片付け知識を共有できることです。

正しい片付け知識を身に着けることは意外と難しいもの。

学校で学ぶものでもないので、どうしても独自の方法で行っているでしょう。

そのため、親子で片付け方が違うために、なかなかうまく片付かないケースも見られます。

整理収納アドバイザーのジュニア2級講座では、片付けの基本から学ぶことになります。

例えば「整理収納スキル5つの鉄則」といった基礎知識を勉強するため、親子で正しい知識を共有できるでしょう。

しかも、ジュニア2級の講座は、お子様でもスムーズに整理収納の理論が学べるように工夫された内容になっています。

無理なく正しい片付け知識を学べるでしょう。

もし親子いずれかが上手く片付けらえていない時も、「〇〇の時は△△するように習ったよね」とお互いに注意し合えるようになりますね。

メリット:お子様の決断力や判断力が鍛えられる

整理収納アドバイザーのジュニア2級の目的は、お子様が「片付けが上手くなる」ということだけではありません。

小さな頃から整理収納の知識を付けることで、「取捨選択の力が身につけやすくなること」を目的としているのです。

整理収納アドバイザーの勉強すると、「これは必要ない物だから捨てよう」「このスペースにはこのような物を収納しておくと便利」といった決断力や判断力が鍛えられます。

このような力や大人になってから身につけようと思っても難しいものですよね。

片付けを通して、柔軟性のある子供時代から鍛えておくことは、お子様にとって大きなメリットと言えます。

将来やってくる重要な場面でも、的確な判断ができるような大人になれるでしょう。

デメリット:受講時間が長くて集中できない場合もある

整理収納アドバイザージュニア2級を取るためには、ハウスキーピング協会の認定講座を受講する必要があります。

この講座は、小学生から高校生まで楽しく学べるように工夫されています。

テキストにはできるだけ難しい言葉ではなくわかりやすく解説した内容になっていて、子供向けの画像も取り入れられています。

基本的にはお子様が無理なく学べる講座となっています。

しかし、受講時間が長いという問題があるため、小学校低学年のお子様の場合は集中するのが大変かもしれません。

会場によって時間は異なりますが、10:00~16:00というケースが多いです。

休憩を挟む形にはなりますが、お子様によっては途中で飽きてしまう可能性はあるでしょう。

受講する際には、お子様とよく相談して、長い時間の講座を頑張れると判断したうえでチャレンジすると良いですね。

整理収納アドバイザーの年齢制限上限はなし!ただし中学生・親子はジュニア2級

ユーキャン(画像出典:ユーキャン)

今回は整理収納アドバイザーの試験資格として年齢制限についてお伝えしてきました。

特に整理収納アドバイザーにターゲット層ではないと思われる「50代」「中学生」「親子」に焦点をあてて解説してきました。

年齢に上限はありませんので、50代以上の方でも受験することが可能です。

ただし18歳以下は2級以上の級を目指すことはできません。

中学生や親子で取得したい方はジュニア2級を目指すことになります。

また「50代」「中学生」「親子」は受験資格があるというだけでなく、整理収納アドバイザーの取得で得られるメリットは多いでしょう。

今回ご紹介したメリットデメリットも考慮していただき、目指す価値があるか考えてみてくださいね。