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片付け・収納・掃除・整理の資格はどんな種類がある?主婦向け、プロ向けの資格を解説

片付け・収納・掃除・整理の資格はどんな種類がある?主婦向け、プロ向けの資格を解説

最近注目されている片付け資格。

収納、掃除、整理などのノウハウを学べる人気資格となっています。

しかし、さまざまな種類の資格があるので、どれを選べば良いかわかりにくいという方は多いでしょう。

せっかく取得するなら、自分に合った資格を選びたいですよね。

取得してから「あまり役に立たない資格だった…」という失敗は避けたいものです。

そこで今回は、片付け資格を種類別にお伝えしたいと思います。

片付け資格の種類は大きく分けて「主婦向け」「プロ向け」があります。

この2種類の違いを理解して、どちらが自分に向いているのか検討すると良いでしょう。

それぞれの特徴やメリットデメリット、選ぶ時のポイントなどをご説明したいと思います。

具体的なおすすめ資格もご紹介しますので、ぜひご参考ください。

目次

片付け・収納・掃除・整理の資格は種類がわかりにくい

片付け・収納・掃除・整理の資格は種類がわかりにくい

片付け資格は、気軽に取得できる資格として注目されています。

さまざまな資格がありますが、収納、掃除、整理などの身につけられるノウハウは基本的に似ています。

しかし、難易度が低い資格もあれば、ハードルが高いものなど、幅広い種類があるためわかりにくいですよね。

「片付け資格ならどれも同じかな」と思って選んでしまうと、あなたのの目指すレベルや内容ではない資格かもしれません。

片付け資格の種類はどうやって調べれば良いのでしょうか。

片付け・収納・掃除・整理の資格の種類を「主婦向け」「プロ向け」に分けて解説

片付け・収納・掃除・整理の資格の種類を「主婦向け」「プロ向け」に分けて解説

数ある片付け・収納・掃除・整理の資格の中から、自分に合った種類を選ぶためには、「主婦向け」「プロ向け」に分けて考えると良いでしょう。

一般的な片付け資格は、難易度が低めの「主婦向け」、難易度が高めの「プロ向け」に分けることができます。

  • 主婦向け片付け資格:自宅をきれいに片付けて快適な暮らしをしたい方におすすめ
  • プロ向け片付け資格:片付けを仕事にしたい方におすすめ

ざっくりとこのように分けて、どちらの種類が良いか考えましょう。

しかし、これだけではちょっとわかりにくいですよね。

ここからは、「主婦向け」「プロ向け」の特徴やメリットデメリットについてさらに詳しくお伝えしたいと思います。

さらに、「主婦向け」「プロ向け」それぞれの具体的なおすすめ資格もご紹介しますので、参考にしてくださいね。

自宅を快適にしたい方におすすめ!主婦向け片付け収納資格の特徴

上手く収納ができない、掃除や整理をしてもすぐに元の状態に戻ってしまう…という片付けが苦手な方は多いでしょう。

そんな方に向いているのが主婦向けの片付け資格です。

初心者向け資格とも言えるでしょう。

片付け好きだからさらに極めたいという方も、もちろんおすすめです。

さらに詳しくどんな特徴があるのか、メリットデメリットに分けてご説明しましょう。

片付け収納資格のメリット

まずは主婦向けの資格の特徴のうち、メリットと言える内容をお伝えしたいと思います。

「家族のために活用できる」「通信講座で資格を取れる」「自宅で資格を取れる」「費用があまり高くない」というメリットが挙げられるでしょう。

1つずつご説明していきますね。

①家族のために活用できる

主婦向け、初心者向けの片付け資格は、家の中の片付けスキルを身に着けることが主な目的です。

資格取得により得た知識や技術をそのまま日々の生活の中で活かせるので、家族にも喜んでもらえるでしょう

また、片付け資格ではただ収納術や片付け方を覚えるのでは、散らかりにくい環境作りのノウハウを学ぶことができます。

散らかりにくい環境を作ることができるので、家族も片付けやすくなるでしょう。

②通信講座で資格を取れる

主婦向けの片付け資格の多くは、通信講座で資格を取れるところが特徴でありメリットと言えます。

テキストで学習しながら課題を提出して添削してもらう流れが一般的です。

添削指導や質問できるシステムなど、サポート体制が整っているので安心して勉強できるでしょう。

すきま時間に勉強することができるので、忙しい方でも無理なく資格取得を目指すことができますね。

③自宅で資格を取れる

主婦向けの片付け資格のメリットは、自宅で資格を取れるということです。

自宅でテキストで勉強し、試験も自宅で受けられるケースがほとんどになります。

セミナーに参加したり、会場で試験を受けることなく、自宅に居ながらにして資格を取得することができます。

時間に合わせてセミナーや試験に参加する必要がない気軽さも魅力です。

子育て中の方や、介護をされていて外出が難しい方でも、気軽に挑戦できるでしょう。

④費用があまり高くない

主婦向けの片付け資格は、プロ向け資格と比べて費用が安いというメリットも挙げられます。

プロ向けの片付け資格は10万円~30万円ほどの費用がかかる場合もあります。

一方初心者向けの資格は5万円前後が相場になっていますので、費用面でのハードは低いでしょう。

片付け収納資格のデメリット

メリットが多い主婦向けの片付け資格ですが、難点もありますのでお伝えしておきましょう。

「時間がかかる」「仕事として活かすことは難しい」というデメリットがあります。

①時間がかかる

主婦向けの片付け資格は通信講座を受講して2~4ヶ月ほどの時間をかけて、勉強するのが一般的です。

テキストにそって勉強し、課題を提出して添削を受けて、またテキストで勉強するという流れになるため、時間がかかります。

ゆっくりマイペースで勉強したい方は良いですが、短期集中で取得したい方には向いていないでしょう。

プロ向けの資格は、数日間、集中的にセミナーに参加して試験を受けて資格を取れるケースもあります。

すぐに資格を取りたいという方は、少し難易度が高くてもプロ向けを狙ったほうが良いかもしれませんね。

②仕事として活かすことは難しい

主婦向け、初心者向けの片付け資格は、家の中で活かしたり、周りの方にアドバイスすることが主な目的と言えます。

そのため、片付けのプロとして仕事にするのは難しい資格が多いです。

片付けや収納を仕事にしていきたい方は、やはりプロ向けの資格に挑戦したいですね。

主婦向け片付け収納資格の選び方

ここまで主婦向けの片付け資格のメリットデメリットをお伝えしてきました。

その内容を踏まえて、主婦向け資格を選ぶ時のポイントを考えましょう。

「時間がかかる」「仕事として活かすことは難しい」というデメリットをある程度解消できるような資格を探すことをおすすめします。

また、メリットである「家族のために活用できる」という点も重視したいですね。

以下の3点のポイントをおさえると良いしょう。

①家族のために活かせる資格か

家の中でどんな形で活かせる資格なのか、家族のために活かせる資格なのか、まず資格取得で得られる内容を確認しましょう。

同じ主婦向け片付け資格でも、収納、掃除、整理などメインとなるものが異なる場合があります。

あなたが家庭の中でより活かせる資格を選びたいですね。

②短期間で取得できるか

主婦向けの片付け資格は、時間がかかるケースが多いです。

できるだけ短期間で取得したい方は3ヶ月以内で取得できる資格を選ぶと良いでしょう。

4~6ヶ月のカリキュラムを組んでいる資格もありますのでご注意ください。

③仕事に役立てられる資格か

主婦向け片付け資格は、収納のプロとして活動するには難しいと言えます。

しかし、仕事にプラスアルファの要素として役立てることはできるでしょう。

例えば、家事代行サービスで働く場合には、知識を活かすことができます。

セミナーを開くなど資格を活かして仕事をするのは難しいですが、仕事に役立てることはできるでしょう。

家の中だけでなく、仕事にもある程度活かせる内容なのか確認しておくと良いですね。

主婦向け片付け収納資格おすすめ5社

自宅を快適にしたい方におすすめ!主婦向け片付け収納資格の特徴

ここまで、主婦向けの片付け収納資格のメリット、デメリット、探し方についてご説明してきました。

このような要点をおさえて資格種類を選んでいただけると、失敗が少ないでしょう。

しかし1種類ずつチェックするのが面倒…という方も多いでしょう。

ここからは、主婦向け収納資格に向いている3つの資格をご紹介したいと思います。

当サイトがおすすめする主婦向け片付け収納資格は「片づけ収納スペシャリスト」「北欧式整理収納プランナー」です。

この3種類の資格は、家族のために活かしやすい資格で、比較的短期間で取得することができ、仕事に役立てることもできるでしょう。

そのような理由から選びました。

それでは1つずつ見ていきましょう。

No.1:2つの資格取得が魅力「整理収納インストラクター+収納マイスター」

SARA(画像出典:SARAスクール)

資格名 整理収納インストラクター+収納マイスター
級など
認定団体 日本生活環境支援協会
資格講座 SARAスクール
資格取得の流れ 通信講座+自宅受験
受講料金(税込) ■収納基本コース:59,800円
■収納プラチナコース:79,800円
教材 テキスト、問題集、添削課題
学習期間 2〜6ヶ月
受講期間 12ヶ月
添削指導 あり
試験日程 年に6回(2ヶ月ごと)
試験方法 筆記試験
試験会場 自宅
受験料(税込) 10,000円※プラチナコースは免除
主婦向けメリット プラチナコースは試験免除で2資格を取れる
・収納について幅広く学べる
主婦向けデメリット ・勉強する量が多い

①家族のために活かせる資格か

収納マイスターは、収納に関わるさまざまな悩みを解決できるスキルをもったプロであるうことを証明する資格です。

一方整理収納インストラクターは、物を収めるだけでなく、使いやすい収納、理想的な空間作りまでできることを証明する資格です。

SARAの収納資格講座を受講すると、この収納マイスターと整理収納インストラクターの資格を同時に取得することが可能です。

一度に2つの資格について学べるので、幅広い収納術を学ぶことができます。

片付けが苦手な方でも、ぐんときれいな環境に変えられるでしょう。

いつも散らかりがちという方ほど、家族にその変化を褒めらるかもしれませんね。

②短期間で取得できるか

こちらの講座は2資格取得を目指しますが、学習期間は最短2ヶ月となっています。

短期集中で取り組みたい方におすすめです。

③仕事に役立てられる資格か

収納マイスターは収納に悩む方にアドバイスをするなど、実践的な活動ができる資格です。

効率の良い収納について学べるので、より広い視野でアドバイスできるでしょう。

また、同時に取得する整理収納インストラクターの知識も合わせれば、よりレベルの高いアドバイスができるかもしれませんね。

 

収納マイスター、整理収納インストラクターの講座は、ダブルで取得できるところがメリットです。

より幅広い収納知識を得ることができるでしょう。

ただし、他の主婦向け片付け資格と比べると、2資格ということで勉強するボリュームは多いでしょう。

短期集中が難しい場合は、ゆっくりマイペースで取り組むと良いですね。

こちらの記事「収納マイスターとは?難易度は高い?」では、収納マイスターの難易度や概要などより詳しい内容をご紹介しています。

気になる方はぜひご覧ください。

No.2:大手ユーキャンの安心感が魅力「整理収納アドバイザー」

ユーキャン(画像出典:ユーキャン)

資格名 整理収納アドバイザー
級など 2級、準1級、1級
認定団体 NPO法人ハウスキーピング協会
資格講座 ユーキャン
資格取得の流れ 通信講座+自宅受験
受講料金(税込) 49,000円
教材 テキスト、副教材、映像教材
学習期間 4ヶ月
受講期間 8ヶ月
添削指導 あり
試験日程 受講期間中ならいつでもOK
試験方法 ■2級/準1級:マークシート方式
■1級:1次試験会場試験(マークシート方式)かCBT試験
■2次試験:研究発表と口頭試問
試験会場 ■2級/準1級:自宅
■1級:会場orオンライン
受験料(税込) ■2級/準1級:無料
■1級1次18,700円、2次:19,800円
主婦向けメリット ・大手ユーキャンの安心感
・映像教材でわかりやすい
主婦向けデメリット ・学習期間がやや長い

①家族のために活かせる資格か

整理収納アドバイザーとは、片付かない原因を解消し「散らかりにくく、片付けやすい」を導く整理収納のプロ資格です。

ゆとりある空間を演出するためのノウハウを学ぶことができるので、家族みんなが過ごしやすい環境作りができるでしょう。

②短期間で取得できるか

こちらの資格の学習期間は4ヶ月なのでやや長めではあります。

大手ユーキャンによる手厚いカリキュラムが組まれているからでしょう。

短期集中型の通信講座ではありませんので、ある程度ゆとりをもって取り組むと良いですね。

③仕事に役立てられる資格か

ユーキャンの講座で取得できるのは2級と準1級になります。

準1級はまだ仕事に役立てられるレベルではないでしょう。

しかし準1級を取ることで、プロ向けの1級の試験を受ける資格を得ることができます。

2級、準1級の勉強をしてみて、もっと上を目指したくなったら1級に挑戦することがdけいますね。

 

こちらの講座のメリットは、大手ユーキャンの講座なので安心感があることでしょう。

初心者や主婦にもわかりやすい映像教材がついているところも魅力ですね。

他の主婦向け資格と比べると、やや学習期間が長いところは難点ですが、手厚いサポートを受けられることを考えると、おすすめ度は高いです。

こちらの記事「整理収納アドバイザーとはどんな資格?問題や試験日程など解説」では、もっと詳しい内容を解説しております。

気になる方はぜひご覧ください。

No.3:1ヶ月の学習期間で取得を目指せる「片づけ収納スペシャリスト」

フォーミー(画像出典:フォーミー)

資格名 片づけ収納スペシャリスト
級など
認定団体 一般社団法人日本能力教育促進協会
資格講座 フォーミー
資格取得の流れ 通信講座+自宅受験
受講料金(税込) 34,100円
教材 WEB教材
学習期間 1ヶ月
受講期間 180日
添削指導 なし
試験日程 いつでもOK
試験方法 Web選択問題
試験会場 自宅
受験料(税込) なし
主婦向けメリット ・基礎から学ぶことができる
・課題提出がない
主婦向けデメリット ・紙のテキストで勉強することはできない

①家族のために活かせる資格か

片付け収納スペシャリストは、片付け、整理術、収納術を基礎から応用まで幅広い知識をもつスペシャリストです。

基礎からしっかり学べるので、快適な空間にするために必要な知識をしっかり身につけることができます。

基礎スキルが備われば、持続的に自宅をきれいに保つことができるでしょう。

一時的ではなく持続的にきれいな環境を作れるので、家族にも喜ばれますね。

②短期間で取得できるか

片付け収納スペシャリストの特徴は、1ヶ月で資格を取れるということです。

WEB教材による勉強で、課題提出もないので、スムーズに勉強できるでしょう。

③仕事に役立てられる資格か

こちらの資格は、自宅だけで活かすだけでなく、現在の仕事プラスαスキルとして活躍することを目指しています。

家事代行や片付けサービスなどで働いている方には、ステップアップになる資格と言えますね。

 

片付け収納スペシャリストは、スマホですきま時間に勉強できる主婦には嬉しいメリットがあります。

「基礎から学びたい」「課題提出なしなので短期間取得できるを目指したい」「スマホですきま時間に勉強したい」という方はこちらがおすすめです。

ただし、机に座っての紙の教材で勉強したい方には、ちょっと勉強しにくいでしょう。

もっと詳しい情報を知りたい方は、こちらの記事「収納 スペシャリスト片付け資格の口コミ評判?」をご覧ください。

実際に資格を取った方の口コミなどの情報をご紹介しています。

No.4:センスの良い魅せる収納を学べる「北欧式整理収納プランナー」

キャリカレ(画像出典:キャリカレ)

資格名 北欧式整理収納プランナー
級など
認定団体 日本能力開発推進協会(JADP)
資格講座 キャリカレ
資格取得の流れ 通信講座+自宅受験
受講料金(税込) 51,800円
教材 テキスト、映像鋼材、ノート
学習期間 3ヶ月
受講期間 700日
添削指導 あり
試験日程 学習・課題が終わっていればいつでもOK
試験方法 筆記試験
試験会場 自宅
受験料(税込) 5,600円
主婦向けメリット ・魅せる収納」を学ぶことができる
・サポート期間が長い
主婦向けデメリット ・仕事に活かすのはやや難しい

①家族のために活かせる資格か

こちらの資格は、主婦にも大人気の「北欧式」整理収納アドバイザーです。

ただ片付けるだけでなく「魅せる収納」というメソッドを学ぶことができます。

ワンランク上の整理収納スキルを身につけることができるので、家の中をセンスアップさせることが可能です。

ご家族の方に喜ばれること間違いないでしょう。

「使いたいものが使いやすい場所にある」ということも学ぶので、家族が過ごしやすい環境作りができます。

②短期間で取得できるか

学習期間は3ヶ月ですので、比較的短期間と言えるでしょう。

学習・課題が終わっていれば試験を受けられので、自分のペースで進めることができますね。

③仕事に役立てられる資格か

こちらの資格は家の中をより豊かなものにすることが主な目的なので、この資格を仕事にしていくことは難しいでしょう。

 

北欧式整理収納プランナーは、美しく快適な整理収納術が選べるので、家の雰囲気をワンランク挙げられる資格と言えます。

受講期間は短めですが、サポート期間はとても長いので無理なく学べるところも魅力です。

ただし、仕事に活かすことは難しいですのでご注意ください。

「美しい収納方を身につけたい」「家族のためにワンランク上の部屋にしたい」という方はこちらの資格がおすすめです。

もっと詳しい情報が知りたい方は、こちらの「北欧式整理収納プランナ資格の口コミ 評判?」とご覧ください。

実際に利用した方のコメントをもとに、詳しい内容をご紹介しています。

No.5:散らかりづらい環境作りを目指す「収納コーディネーター」

ラーキャリ(画像出典:ラーキャリ)

資格名 収納コーディネーター
級など
認定団体 一般社団法人 日本技能開発協会
資格講座 ラーキャリ
資格取得の流れ 通信講座+自宅受験
受講料金(税込) 49,500円
※試験のみ11,000円
教材 テキスト、添削課題
学習期間 制限なし
受講期間 無期限
添削指導 あり
※提出しなくてもOK
試験日程 いつでもOK
試験方法 筆記試験
試験会場 自宅
受験料(税込) なし
主婦向けメリット ・散らかりづらい環境作りのノウハウを学べる
・課題提出が必須ではないのでスムーズに進められる
主婦向けデメリット ・無期限なのでダラダラしてしまう

①家族のために活かせる資格か

収納コーディネーターとは、片付かない原因を解消したうえで、「散らかりづらい環境作り」「片付けやすい環境作り」ができる整理収納のプロを目指す資格です。

常に片付けやすい状態を整えることができれば、家族みんなが暮らしやすい環境になりますね。

片付かない原因の見つけ方も学べるので、子供にきちんと説明しながら片付けノウハウを教えられるメリットもあるでしょう。

②短期間で取得できるか

こちらの資格は受講期間が決まっていません。さらに、添削指導を受けなくてもOKというルールなので、学習期間を短くすることが可能です。

課題提出なしで短期間で資格習得を目指す方におすすめです。

③仕事に役立てられる資格か

収納コーディネーターの勉強は、収納の基礎的なスキルを習得した後、収納コーディネーターとして活動するためのスキルも学んでいきます。

家庭の中だけでなく、周りに発信していくためのスキルを学べるので、仕事の中で活かしやすいでしょう。

 

収納コーディネーターの講座は受講期間に制限がないのでマイペースで受講できるところがメリットです。

課題提出が必須ではないので、短期間で取得することも可能です。

「マイペースで資格取得を目指したい方」「散らかる理由の基礎から学びたい方」におすすめです。

ただし、期限がないので、ダラダラしてしまうという難点もありますのでご注意ください。

こちらの記事「収納コーディネーター資格の口コミ評判は?」では、実際に資格取得した方の口コミなど、より詳しい内容をご紹介しています。

気になる方はぜひご覧ください。

片付けを仕事にしたい方におすすめ!プロ向け片付け収納資格の特徴

片付けを仕事にしたい方におすすめ!プロ向け片付け収納資格の特徴

収納、整理、掃除が好きだから、片付けを仕事にしたいという方が増えています。

そんな方は、主婦向けの初心者向け資格ではなく、プロ志向の方に向けた資格を取りましょう。

主婦向けの片付け資格より様々な面でハードルが高くなりますが、片付けを仕事にしていくための第一歩になるでしょう。

に詳しくどんな特徴があるのか、メリットデメリットに分けてご説明したいと思います。

プロ向け片付け収納資格のメリット

プロ向けの片付け収納資格のメリットは、「実践的な内容が学べる」「仕事に活かすことができる」「短期間で取得できる」というメリットが挙げられます。

1つずつ見ていきましょう。

①実践的な内容が学べる

初心者向け、主婦向けの資格に比べて、実践的な内容を学ぶことができます。

通信講座ではなく実際にセミナーを受講して学ぶケースが多いので、より具体的な知識を身につけやすいでしょう。

実技試験が必須の資格もあります。

仕事に活かせる知識とスキルをしっか習得できることが大きなメリットと言えますね。

②仕事に活かすことができる

プロ向けの資格は、資格取得後には仕事に活かすことを前提としています。

片付け収納に関するセミナーを開いたり、アドバイザーとして活動することが可能です。

主婦向けの資格と比べると費用は高いですが、習得後に仕事として活かせることを考慮すると、決して高くはないでしょう。

片付けが好きで、好きなことを仕事にしたいという方は、初心者向けよりプロ向けに挑戦したいですね。

③対面、オンラインを選べる

プロ向けの片付け資格は、通信講座ではなくセミナーを受けたり、試験を受ける必要があります。

少し前までは全国各地で行われるセミナーに参加し、会場で試験を受けるという流れが一般的でした。

しかし最近は対面でのセミナー、試験だけでなくオンラインを選択できる資格も増えています。

リアル会場が遠い場合でもオンラインで受講、受験ができるところがメリットと言えますね。

プロ向け片付け収納資格のデメリット

プロ向けの資格はメリットだけでなくデメリットもあります。

「バラつきがある」「試験が難しい」という難点が挙げられますのでご注意ください。

①レベルにバラつきがある

一口にプロ向けの片付け収納資格といっても、資格のレベルにはバラつきがあります。

マイナーな資格を取得してしまうと、仕事として活かしにくい場合もあるでしょう。

あまり知名度の高くない団体が提供する資格や、習得できる内容が物足りない資格には注意が必要です。

②試験が難しい

主婦向けの資格は、自宅でテキストを見ながら試験を受けたり、課題提出だけで取れるケースもあります。

しかしプロ向けの資格の場合は試験はぐんと難しくなります。

人気の資格だからといって安易に選んでしまうと、「試験が難しすぎて取得できなかった…」となる恐れがありますので気を付けてくださいね。

プロ向け片付け収納資格の選び方

ここまでプロ向けの片付け資格のメリットデメリットをお伝えしてきました。

その内容を踏まえて、プロ向け資格を選ぶ時のポイントを考えたいと思います。

「レベルにバラつきがある」「試験が難しい」というデメリットをある程度解消できるような資格を探すと良いでしょう。

①ある程度メジャーな資格を選ぶ

主婦向けの資格の場合は、自分自身で活用するため、マイナーな資格でも問題ないと言えます。

しかし片付けのプロとして活動したい場合は、ある程度メジャーな資格の方が良いでしょう。

プロ向けの資格のレベルにはバラつきがありますので、メジャーな資格を選ぶことが大切です。

またメジャーな資格、人気のある資格であれば、内容も充実していることが予想されるので、しっかり知識やスキルを習得できるでしょう。

「実践的な内容が学べる」「仕事に活かすことができる」というメリットも得ることができるでしょう。

②課題、試験の内容を確認する

さらに課題や試験内容を確認することが大事です。

無理なく取得を目指せるレベルであることや、どの程度サポートしてもらえるかということを事前に確認しておくと安心ですね。

プロ向け片付け収納資格おすすめ2社

プロ向け片付け収納資格おすすめ2社

ここまで、プロ向けの片付け収納資格のメリット、デメリット、探し方についてお伝えしてきました。

このようなポイントを考慮して資格種類を選んでいただけると、あなたにピッタリの資格が見つかるでしょう。

しかし1種類ずつチェックするのが面倒…という方もいると思います。ここからは、プロ向け収納資格に向いている2つの資格をご紹介しましょう。

「ときめき片付けコンサルタント」と「収納カウンセラー」です。

この2つの資格は、メジャーな資格であり、難しいながらも勉強しやすい資格と言えます。

プロ向け片付け資格のデメリットを解消しつつ、メリットを得やすい資格ということで選びました。

それでは詳しく見ていきましょう。

No.1:こんまりメソッドが学べる片付け資格「ときめき片付けコンサルタント」

ときめき片付けコンサルタント(画像出典:KonMari)

資格名 ときめき片付けコンサルタント
級など
認定団体 KonMari Media Japan 株式会社
資格講座 KonMari Media Japan 株式会社
資格取得の流れ セミナー受講+試験(会場orオンライン)
受講料金(税込) 220,000円
教材 不明
学習期間 3日・各5時間
受講期間 3日 ※資格取得までは1年ほど
添削指導 なし
試験日程 受講後実施
試験方法 レポート提出、WEBテスト
試験会場 受講後実施(会場orオンライン)
受験料(税込) なし
メリット ・こんまりメソッドを習得できる
・知名度が高い
デメリット ・取得まで1年ほどかかる

①メジャーな資格か

片付けコンサルタントとして有名な「こんまり」こと、近藤麻理恵さんが手がける資格です。

世界50カ国以上で認定コンサルタントが活躍している「こんまりメソッド」の公認資格ということで知名度や実績は抜群と言えるでしょう。

仕事として活かすには最適な資格と言えますね。

②課題、試験の内容は難しいか

3日間行われる講義は体感型の内容なので、スムーズに知識を学ぶことができるでしょう。

その後、レッスンレポートと認定試験のための課題を提出。

さらにWEBテストを受けて合格すれば、資格取得となります。

一発勝負の試験ではなく、段階を経て取り組むので、無理なく資格取得を目指せるでしょう。

ただし、段階を踏むため、資格取得までには時間がかかります。

受験期間は受講後1年となりますのでご注意ください。

 

知名度のあるメジャーな片付け資格でありながら、段階的に勉強していくため、比較的スムーズに取得を目指せるでしょう。

ただし、取得までに1年程度の時間がかかることは覚えておいてくださいね。

「こんまりメソッドに興味がある」「メジャーな片付け資格を取りたい」「1年かけてゆっくり取得したい」という方はこちらの資格を検討してみましょう。

No.2:有名カウンセラーから直接指導を受けられる:収納カウンセラー

収納カウンセラー(画像出典:一般社団法人日本収納カウンセラー協会(ゆとり工房))

資格名 収納カウンセラー
級など 準1級、1級
認定団体 一般社団法人日本収納カウンセラー協会
資格講座 一般社団法人日本収納カウンセラー協会
資格取得の流れ セミナー受講のみ(会場orオンライン)
受講料金(税込) ■準1級:55,000円
■1級:未定
※会場、オンライン
教材 不明
学習期間 ■準1級:全3回・15時間
■1級:全10回・50時間+実習3日
受講期間 16日間
※養成期間は6ヶ月程度
添削指導 なし
試験日程 未定
メリット ・充実の受講内容・直接講義を受けられる
・有名講師が手がける資格
デメリット ・トータル費用が不明

①メジャーな資格か

収納カウンセラーは、整理収納を改善するプロとして知られる飯田久恵さんが手がける資格です。

32年間も収納に関する講座やセミナーを行ってきた方でも、NHKをはじめメディアでも活躍されている方です。

この先生から直接収納のノウハウを伝授してもらえる資格ということで、知名度は高いと言えるでしょう。

②課題、試験の内容は難しいか

この資格は準1級と1級に分かれています。

1級は住まい全体の片付け改善ができるプロレベルで難易度は高いです。

しかし、準1級でも部分的な片付けのプロして仕事にできるレベルになりますので、まずは準1級を目指すのであれば、課題、試験はそれほど難しくないと言えます。

飯田久恵さんはメディアでわかりやすく片付け収納について指導されている方なので、セミナーをしっかり受けていれば課題や試験に取り組みやすいでしょう。

 

1級の受講料が公表されていない点は気になりますが、それ以外部分ではプロ向け片付け資格としておすすめ度が高いです。

プロから直接ノウハウを学び、その知識とスキルを活かして仕事にしていきたいという方は、こちらの資格をチェックしてみてはいかがでしょうか。

No.3:収納王子コジマジックによる人気資格「収育士」

収育士(画像出典:一般社団法人 日本収納検定協会)

資格名 収育士
級など
認定団体 一般社団法人 日本収納検定協会
資格講座 一般社団法人 日本収納検定協会
資格取得の流れ セミナー(会場orオンライン)受講→会場試験
受講料金(税込) 受講セミナーによって異なる
教材 テキスト
学習期間 希望の検定セミナーを受講する(会場orオンライン)
受講期間 1日~
添削指導 なし
試験日程 なし
試験方法 受講セミナーによって異なる
試験会場 受講セミナーによって異なる
受験料(税込) 収検3級:4,500円
収検2級:9,000円
収検1級:18,000円
収育技能士:40,000円
収育士:50,000円
メリット ・収納王子コジマジックによる人気資格
・子供に伝えるノウハウも学べる
デメリット ・やや難易度が高い

①メジャーな資格か

「収納王子コジマジック」こと小島弘章さんが手がける片付け資格。

お部屋をきれいに維持するための知識と技術、さらに子供に伝えるためのテクニックなども身に着けられる資格となっています。

メディアでもおなじみの「収納王子コジマジック」の資格ということで、知名度や信頼度は問題ないでしょう。

②課題、試験の内容は難しいか

収育士は、日本収納検定協会の収育資格の中で最上位とされる資格です。

プロとしてイベントを開催できるなど、プロとして活動できる魅力的な資格ではありますが、その分試験の難易度は高いと言えます。

セミナーに参加するだけでなく予習復習の勉強が必要になるでしょう。

 

片付けるノウハウと、それを子供に伝えるノウハウも学べる収育士。

片付けのカリスマ「収納王子コジマジック」の資格という知名度の高さもメリットと言えますね。

しかし、課題や試験の内容は簡単ではないでしょう。

公式サイトからテキストを事前購入できますので、しっかり勉強して試験に挑むことが大事ですね。

片付け・収納・掃除・整理の資格は種類が多い。主婦向け、プロ向けに分けて検討しよう

今回は人気の片付け収納資格の種類についてご説明してきました。

数ある片付け資格の中から自分に合った資格を選ぶのは難しいですよね。

まずは「主婦向け」「プロ向け」の2つに分けてみると良いでしょう。

今回ご紹介したメリットデメリットを参考にしていただくと、どちらがあなたに合った資格なのか見極めることができると思います。

その上で、選ぶポイントをおさえながら、具体的な資格を検討すると良いでしょう。

時間も労力も費やして取得することになりますので、よく検討してから決めるようにしたいですね。