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整理収納アドバイザーはどんな勉強内容?2級・1級を目指す勉強方法を紹介

整理収納アドバイザーはどんな勉強内容?2級・1級を目指す勉強方法を紹介

ユーキャンのCMで有名になった整理収納アドバイザー。

片付け上手になりたい、オフィスの片付けをしたい、片付けのプロになりたいなど、さまざまな理由で目指す方が増えています。

そこで気になるのが、整理収納アドバイザー資格を取るためには、「どんな勉強をするのか」ということですよね。

自分が勉強したいと思える内容でなければ意味がありません。

また、どんな勉強内容かも気になりますよね。

そこで今回は整理収納アドバイザーの勉強内容について解説したいと思います。

整理収納アドバイザーの勉強は、2級、準1級、1級と級によって異なります。

それぞれの級の勉強目的を解説した上で、各級の勉強内容をご説明しましょう。

また、具体的な勉強方法についても解説します。

何となく整理収納アドバイザーを目指したいという方も、具体的な勉強内容がわかると、前向きに検討できるでしょう。

整理収納アドバイザーの勉強内容は?

整理収納アドバイザーの勉強内容は?

最近話題の片付け資格。

断捨離や片付けブームが続く中、さまざまな片付け系の資格が登場しています。

その中でも人気、知名度ともに高いのが整理収納アドバイザーです。

しかし、メジャーな資格だから目指したいと思っても、勉強内容がわからないと、目指すべきか躊躇してしまいますよね。

以下のような疑問がある方は多いのではないでしょうか。

どんなことが身につく?学ぶ内容を知りたい

整理収納アドバイザー資格を取るためには、どんな勉強をして、どんなことが身につくのでしょうか。

資格を取ることができても、自分が本当に身につけたいことが学べなければ意味がないでしょう。

「整理収納に関する知識」というだけでなく、具体的に学べる内容が知りたいですね。

資格を取るのは大変?勉強方法を知りたい

また学びたい勉強内容だとしても「勉強が大変だったらどうしよう」と心配になる方もいるでしょう。

せっかく勉強しても、内容が難しすぎて取得できなかった…という失敗は困りますよね。

どんな方法で勉強するのか、無理なく勉強できるのか等が気になるところです。

 

整理収納アドバイザー資格に興味があっても、このように勉強内容に関する疑問があると、いまいち前向きになれないですよね。

反対に「こんな内容なら勉強したい」「こんな勉強方法なら頑張れそう」ということがわかれば、取得に向けて前向きになれるでしょう。

次の章では、整理収納アドバイザーの勉強方法について解説したいと思います。

整理収納アドバイザーの勉強内容を解説!級によって学ぶことが大きく異なる

整理収納アドバイザーの勉強内容を解説!級によって学ぶことが大きく異なる

整理収納アドバイザーは複数の級があったり、勉強方法が選択できるなど、少し内容が複雑です。

そのため、勉強内容も勉強方法もわかりにくいかもしれません。

ここからは、整理収納アドバイザー資格をきちんと理解するために、勉強内容を解説したいと思います。

そのためには、まず2級、準1級、1級の目的を確認する必要があります。

その上で、各級の勉強内容をご説明しましょう。

2級、準1級、1級の目的を確認しよう

整理収納アドバイザーには2級、準1級、1級があります。

2級はどなたでも目指すことができますが、準1級は2級を取得していること、1級は準1級を取得が必須です。

入門編の位置づけの3級もありますが、こちらは片付けテーマを選んで勉強するものになりますので、今回は2級以上のご説明をしたいと思います。

各級の目的は以下のようになります。

目的
2級 ・自宅やオフィスの片付けを改善したい
・整理収納の基礎を学びたい
・1級のプロを目指したい
準1級 ・周りの人に片付けアドバイスをしたい
・整理収納の知識をさらに深掘りしたい
・1級のプロを目指したい
1級 ・整理収納アドバイザーを名乗りたい
・整理収納アドバイザーとして活動したい

このように、2級を目指す目的は「整理収納の基礎を学んでプライベートに活かしたい」と「整理収納の基礎を学び1級を試験を受けたい」の大きく2つになります。

前者の場合は、準1級を受ける必要はないでしょう。

実際、プライベートで活かしたい方は2級だけ取得するケースが多いです。

準1級は実践的な勉強になるため、アドバイザーとして知識も身に付きます。

そのため、周りの人に片付けアドバイスができるようになるでしょう。

しかしまだ準1級では、整理収納アドバイザーを名乗ることはできません。

整理収納アドバイザーを名乗り活動したい方は1級を目指す必要があります。

ざっくり言うと、「2級はプライベート用」「準1級は1級を目指したい人用」「1級はプロを目指す人用」になりますね。

2級の勉強内容は整理収納の基礎

各級の目的を理解していただいたところで、勉強内容をご説明したいと思います。

2級は「自分の片付けのための勉強」と「プロになるために学ぶ基礎勉強」という意味合いがあります。

勉強内容は整理収納アドバイザーのメソッドの基礎知識です。

  • 自分のために取得したい→どうすれば片付けが改善できるか勉強する
  • 片付けプロになるために取得したい→どうすれば片付けできない顧客に上手くアドバイスできるか勉強する

勉強目的はこのようになるでしょう。

それでは具体的にどんな勉強をするのか見ていきます。

整理収納の基礎を学ぶカリキュラム

2級で学ぶ内容は以下の7項目にあります。

  • 整理の効果について考える
  • 現状の整理のレベルを知る
  • モノの本質と人との関わりを考える
  • 整理を妨げる要因を知る
  • 整理収納スキル5つの鉄則
  • 覚えておきたい収納の原則
  • 整理収納の理論に基づいた実例

これだけ見てもわかりにくいかもしれませんので、もう少し具体的にご説明しましょう。

・整理の効果について考える

「整理をするこんな効果がある」「整理はこんなに得をする」を具体的に学ぶ項目です。

例えば、職場がきれいになり探し物をする時間ロスがなくなれば、どれだけ仕事の効率アップになるか、などの実例を見ていきます。

まずはじめに、整理をするメリットをきちんと理解した上で、整理収納勉強を始める流れですね。

・現状の整理のレベルを知る

整理収納アドバイザーで勉強するのは、ただ片付け術を学ぶのではなく、片付けられない環境から片付けやすい環境に変えることです。

そのために、闇雲に片付けをスタートさせるのではなく、現状の状態を把握すことから始めます。

・モノの本質と人との関わりを考える

整理収納アドバイザーは「モノと人間の関係という新しい概念」を提案しています。

例えば「アクティブ」は今必要なモノだけで暮らしていこうとするシンプル派です。

「スタンバイ」はモノがすぐに仕えるように保存されている状態。

このようにモノと人の関係を理論的に学びます。

このメソッドは「なるほど!」納得できるものが多いので、勉強していて面白いでしょう。

・整理を妨げる要因を知る

「モノが増えてしまう原因」「捨てられない原因」を考えます。

例えばモノが増えてしまう原因は「流行にとらわれてしまうから」など具体的に追求する単元です。

「小さなモノほど捨てられない」など、捨てられない原因も深掘りします。

片付けが苦手な方は、「だから片付けられないのか…」ということがわかるでしょう。

片付けが得意な方は、片付けられない人の気持ちがわかるので、アドバイザーとして働く時に役立つ知識と言えます。

・整理収納スキル5つの鉄則

「適正量をきちんと知ればモノは消えない」「行動動線とモノを高さを意識すれば散らかりにくくなる」などの5つの鉄則を学びます。

服、食器、雑貨などアイテム別に考えるので、すぐに活かしたい知識が満載です。

例えば「服は1週間で着る服の量を季節ごとにキープする」などわかりやすい内容が満載です。

・覚えておきたい収納の原則

さらに、「スペースを有効活用する」「美しい収納について」などの収納原則を学びます。

どれも実践的な原則なので理解しやすいでしょう。

・整理収納の理論に基づいた実例

「モノの減らし方」「整理収納の5つの鉄則」などの理論が、実際にどのように活かされるのかを実例を上げながら勉強します。

ここまで学んだ理論を実例で復習する感じですね。

理論だけ勉強してわかりにくくても、実例があると理解しやすくなるでしょう。

 

このように、という片付け基礎知識を網羅的に学んでいきます。

片付けが得意な方の場合は、「何となくわかっていたけれど、正しく理解していなかった」という知識を改めて学べるでしょう。

片付けが苦手な方は「目からウロコな知識ばかり」かもしれませんね。

準1級の勉強内容は整理収納の応用

次に準1級の勉強内容を見ていきましょう。

準1級は「2級基礎知識をもっと深めたい」と「1級を目指して取得したい」の2つの目的があるでしょう。

勉強内容は、2級で学んだ整理収納アドバイザーの基礎知識の「応用」になります。

準1級は、1級の準備のための級です。

「整理収納アドバイザーとして活動するために必要な知識を身につける」という意味合いが強くなります。

整理収納の応用を学ぶカリキュラム

準1級では以下の内容を学びます。

  • 整理概論
  • 収納概論
  • 家庭内整理の基礎知識
  • 実習

ちょっと抽象的でわかりにくいですね。

具体的にご説明しましょう。

・整理概論

2級で学んだ様々な整理概論を踏まえて、「整理の概念を実務に応用」「整理環境改善に対する概念」「整理やモノに対する意識や概念の改善」「整理の改善活動と維持管理」を学びます。

2級のシンプルな片付け理論とは違い、意識的な問題や整理を「改善」「維持」するなどの要素も加わっていますね。

複雑で難しい内容にはなりますが、より深く整理について理解できるので面白いでしょう。

・収納理論

準1級では収納に関する理論も深掘りします。

「収納の原則」「収納が上手くできない理由」「収納の原則確定と維持管理」を学びます。

収納ができない原因を探り、さらに「改善」「維持」まで広げる感じですね。

どう収納すれば良いのかだけでなく、収納の本質的な部分を学べるので、より理解が深まるでしょう。

・家庭内整理の基礎知識

こちらの単元では「住まいと暮らし方」「ヒアリングと分析」「家庭内の収納の基礎知識」「収納プラン」を学びます。

2級の整理収納の基礎知識では、特定の部屋の片付けがメインでしたが、準1級では、さらに部屋や家全体に範囲を広げる感じになりますね。

さらに、ヒアリングなど実際にクライアントに対するアドバイザースキルも学びます。

・実習

最後の実習では「アドバイザーシミュレーション」「メンタルシミュレーション」など、クライアントへの対応を具体的に学びます。

準1級を勉強する方の多くが1級を目指すでしょう。

そのために覚えておきたい実践的なスキルを学ぶことができいます。

 

このように、準1級のカリキュラムは2級よりぐんとレベルアップした内容です。

整理収納の知識をより深く学ぶ形ですね。

そしてこれらの勉強は「クライアントに片付けアドバイスをする」設定で進められます。

そのため内容は難しくなりますが、より具体的な内容を学ぶので、2級でイメージが掴めなかった方も、準1級勉強の中でイメージしやすくなるでしょう。

1級は試験のみ、2級、準1級のテキストを参考に

1級は2級、準1級のようなカリキュラムはありません。

筆記試験と実技試験が行われます。

2級と準1級のテキストから出題されますので、ここまでお伝えしてきた内容を勉強することになります。

それでは、その勉強方法はどんなものがあるのでしょうか。

次の章では2級、準1級の勉強方法についてご紹介したいと思います。

整理収納アドバイザーの勉強方法を解説!3つの学び方がある

整理収納アドバイザーの勉強方法を解説!3つの学び方がある

ここまで整理収納アドバイザーの勉強内容をご説明してきました。

基礎を学ぶ2級、応用を学ぶ準1級ということがおわかりいただけたと思います。

それではこの2級、準1級はどのような形で勉強すれば良いのでしょうか。

テキストを購入して勉強し、試験を受けるだけの資格もありますが、この資格は独学で取得することはできません。

2級と準1級は以下のいずれかの方法で勉強し、資格を取らなければ、1級試験は受けられませんのでご注意ください。

2級と準1級は以下の方法で勉強することができます。

2級 準1級
勉強方法① ハウスキーピング協会2級認定講座受講
(会場orオンライン)
ハウスキーピング協会準1級認定講座受講
(会場orオンライン)
勉強方法② ハウスキーピング協会WEB講座(ビデオ講義)
勉強方法③ 「ユーキャン」通信講座

このように2級も準1級も3つの勉強方法があります。

それぞれの特徴をご説明しましょう。

ハウスキーピング協会認定講座

勉強方法 会場講座orオンライン講座
取得できる級 2級、準1級
受講日程・期間 2級:1日(約6時間)
準1級:2日(5時間×2日)
受講料(税込) 2級:24,700円
準1級:36,300円
教材費 受講料に含まれる
添削指導 なし
質問サービス 直接聞くことは可能
試験の有無 まとめテスト

➤ハウスキーピング協会認定講 座2級
ハウスキーピング協会認定講 準1級

まず1つ目は、整理収納アドバイザーの認定期間「ハウスキーピング協会」が行っている認定講座です。

全国各地で行われているリアル講座と、オンラインで受講できる講座があります。

2級は1日、準1級は2日だけで取得できるので、忙しい方でも気軽に挑戦できるでしょう。

講師の話を直接聞いて勉強したい方、他の受講生と交流しながら勉強したい方は、この勉強方法を選びましょう。

この講座に関する情報はこちらの記事「整理収納アドバイザー講座2級受講セミナーの内容とは」で詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。

ハウスキーピング協会WEB講座

ハウスキーピング協会・整理収納アドバイザー2級&準1級認定WEB講座
(画像出典:NPO法人ハウスキーピング協会)

勉強方法 WEB講座(動画講義)
取得できる級 2級、準1級
受講日程・期間 2級:60日間
準1級:90日間
受講料(税込) 2級のみ:14,850円(テキストなし)
2級・準1級セット:39,600円(準1級テキスト代込)
教材費 受講料に含まれる
※スライド資料、演習シート
※公式テキストは別途購入
添削指導 なし
質問サービス 1日3回まで
試験の有無 あり
※在宅試験

次にご紹介するのは、こちらもハウスキーピング協会が行っている講座です。

リアル講座を受講する時間ない方や、自宅でコツコツ勉強したい方に向けたWEB講座となっています。

動画講義を見ながら、スライド資料や演習シートで勉強していきます。

受講期間は長く設定されていますので、何度も繰り返し視聴して勉強できるでしょう。

eラーニングのほうが気軽に勉強できる方は、こちらのWEB講座を検討しましょう。

こちらの記事「整理収納アドバイザーeラーニングweb講座の内容とは」では、WEB講座について詳しく解説しています。

気になる方はぜひご覧ください。

ユーキャン通信講座

ユーキャン(画像出典:ユーキャン)

勉強方法 通信講座
取得できる級 2級、準1級
受講日程・期間 8ヶ月
※学習期間の目安は4ヵ月
受講料(税込) 2級・準1級セット49,000円
教材費 受講料に含まれる
※テキスト、副教材、映像教材
添削指導 あり(3回)

最後にご紹介するのは、通信講座ユーキャンが手掛ける整理収納アドバイザー講座です。

この講座は同時に2級と準1級を取得できる内容となっています。

1級を目指して勉強したい方、せっかくなら準1級も勉強したいという方は、ユーキャンがおすすめです。

テキストや問題集で勉強し、3回の添削課題を提出。

最後の添削課題が認定試験となり、合格すれば資格取得となります。

ユーキャンは他に比べて受講料は高くなりますが、そのぶん教材やサポート体制がとても充実しています。

初心者の方や、勉強に自信がない方は、ユーキャンで勉強するのが賢明でしょう。

こちらの記事「整理収納アドバイザーのユーキャン勉強法」では、ユーキャンでの勉強方法について具体的にご紹介しています。

是非ご覧ください。

整理収納アドバイザーの勉強内容は2級は基礎、準1級は応用。勉強法は3つから選べる

今回は整理収納アドバイザーの勉強内容についてお伝えしてきました。

ざっくりいうと、2級は基礎、準1級が応用です。

そして2級と準1級の知識を活かし、1級試験に挑む流れになります。

2級も準1級も実践的で面白い内容が多いので、楽しく勉強できるでしょう。

また、勉強方法はリアル講座、WEB講座、ユーキャンの3つから選ぶことができます。

どの勉強法でも学ぶことは同じになりますので、自分に合った勉強法を見つけてくださいね。