整理収納アドバイザー2級の取得方法は？試験資格や3つの取り方を解説！

最近はさまざまな片付け資格がありますが、その中でも知名度、人気ともに高いのが整理収納アドバイザーでしょう。

プロの整理収納アドバイザーになるためのは1級が必要になりますが、その前段階として2級を目指したい方も多いと思います。

「2級は誰でも受けられるの？」「2級の取り方は？」などの情報をお探しの方も多いでしょう。

そこで今回の記事では、整理収納アドバイザー2級の試験資格や取得方法について解説したいと思います。

結論から申し上げますと、整理収納アドバイザー2級はどなたでも目指せる資格です。

取得方法は「会場（オンライン）講座」「WEB講座」「ユーキャン通信講座」と3種類あります。
3つの取得方法を比較解説していきますので、あなたに合った方法はどれなのか考えてみてくださいね。

漠然と「整理収納アドバイザー2級を目指したい」という方も、具体的な取り方がわかると、チャレンジするきっかけになるでしょう。

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整理収納アドバイザー2級の取得方法がわかりにくい

整理収納アドバイザー1級を取得するために、試験を受けて合格する必要があります。

しかし2級は特に試験に試験はないため、取得方法がわかりにくいかもしれません。

以下のような疑問がある方は多いのではないでしょうか。

整理収納アドバイザー2級の試験資格は？

資格を取るためには「試験資格」を確認する必要があります。

整理収納アドバイザー1級を取得するためには準1級、準1級を取得するためには2級を取得していることが条件になります。

2級の場合も何か条件があるのでしょうか。

意気込んで申し込んだところ、「受験資格がなかった…」となったらガッカリですよね。

整理収納アドバイザー2級の取り方は？

整理収納アドバイザー2級は、取得方法もやや複雑です。

取得方法が1つしかない片付け資格もたくさんありますが、整理収納アドバイザーは多くの方が目指しやすいように、さまざまな取り方を用意しています。

認定講座を受講する方法だけでなく、通信講座ユーキャンで取得する方法もあります。

選択肢が多いのは嬉しいですが、「結局どの方法が良いの？」と迷ってしまうでしょう。

せっかく勉強をするなら、自分に合った方法を選びたいですね。

整理収納アドバイザー2級を取りたいと思っても、このような疑問があるとなかなかチャレンジできずに終わってしまいますよね。

逆に試験資格や取り方がわかると、具体的にどうやって取得を目指すのかイメージできるので、挑戦する意欲が湧いてくるかもしれません。

次の賞では「2級の試験資格」「2級の3つの取得方法」について解説したいと思います。

整理収納アドバイザー2級の試験資格は特になし！年齢制限だけ注意が必要

整理収納アドバイザー2級を目指すためには、まず自分に受験資格があるか確認する必要があります。

2級の試験資格についてご説明しましょう。

2級の資格試験は特になし

整理収納アドバイザー2級には受験資格、受講資格は特にありません。

日本語の読み書きができる方であれば、どなたでも大丈夫です。

しかし2023年4月以降は、年齢制限がある認定講座もありますのでご注意ください。

整理収納アドバイザーは8歳（小学3年生）～17歳のお子様向けの「整理収納アドバイザージュニア2級」も用意しています。

18歳未満の方は基本的にこちらのジュニア級を目指すことになりますね。

ただし年齢の上限はありません。

実際に80代で取得されている方もいるとのことですので、年齢に関係なくチャレンジしてくださいね。

3級を取得していなくてもOK

整理収納アドバイザーは3級、2級、準1級、1級、ジュニア2級に分かれています。

準1級を取るためには2級、1級を取るためには準1級の取得が必須です。

しかし、2級の場合は3級の取得は条件になっていませんのでご安心ください。

それぞれの級の試験資格についても、参考としてまとめておきたいと思います。

2級では整理収納アドバイザーの基礎を一通り勉強します。

3級ではそれ以前の入門的な勉強になりますので、取得は必須とされていません。

ただし準1級、1級を目指すためには2級を取っておく必要があるということですね。

整理収納アドバイザー2級の取得方法は3つ！会場･WEB講座、ユーキャンから選択

整理収納アドバイザー2級は特に条件がなく、気軽に目指せる資格であることがおわかりいただけたと思います。

それでは次に、取得方法を見ていきましょう。

片付け資格の中には、「通信講座〇〇を受講するのが必須」など、1つの取得方法しかないケースも見られます。

しかし整理収納アドバイザー2級を取るためには、以下3つの方法から選ぶことができます。

• ハウスキーピング協会の会場（オンライン）講座
• ハウスキーピング協会のWEB講座
• ユーキャンの通信講座

この中から、あなたにとって取得しやすい方法を選びましょう。

どの取得方法を選んでも、勉強する内容は基本的に同じになります。

しかし「どう比較したら良いかわからない」という方が多いと思いますで、具体的な違いをご説明したいと思います。

まずは、3つの概要を比較した表を作りましたのでご覧ください。

この比較を踏まえて、それぞれの概要、メリットデメリット、どんな方に向いているのかお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

会場(オンライン)講座：直接講師の話を聞きたい方におすすめ

まずは会場もしくはオンラインで認定講座を受講する方法からご説明しましょう。

整理収納アドバイザーは、「ハウスキーピング協会」という民間団体が主催する資格です。

このハウスキーピング協会が実施している2級認定講座を受講することで、資格を取得することができます。

認定講座は1日だけで、全国各地の会場で実施されています。

最新の実施日や会場はハウスキーピング協会の公式サイトから確認してくださいね。

会場が遠くて行けないという場合はオンライン受講も可能ですのでご安心ください。

上表にあるように、通信講座のような添削指導や質問サービスはありませんが、直接講師に聞くことはできるでしょう。

メリット

会場、もしくはオンラインで認定講座を受ける場合には、以下のようなメリットがあるでしょう。

講師から直接話を聞ける

担当講師のレクチャーを直接聞くことができることが大きなメリットと言えます。

テキスト通りに進むのではなく、具体例なども交えた話をしてもらえるので、整理収納理論を解釈しやすいでしょう。

他の受講生の考え方も聞ける

受講者全員で取り組む演習もあるので、他の受講生の考え方を聞けるメリットもあります。

より多くの意見を聞くことで、独学では得られない気づきがあるでしょう。

1日だけで取れる

WEB講座、通信講では長期的に勉強を進めることになりますが、認定講座は1日だけです。

受講時間は長いですが、1日だけ集中的に頑張れ取れるというメリットがありますね。

毎日「勉強しなきゃ」と思うことがストレスになる方は、認定講座が良いでしょう。

試験、課題なしで取得できる

認定講座では特に試験は課題提出はありません。

最後にまとめテストをする場合もありますが、合格率はほぼ100%ということですので、「試験」という感じではないでしょう。

デメリット

次は会場、もしくはオンラインで認定講座を受ける場合に考えられるデメリットを見てみましょう。

受講日、時間が限られている

認定講座を受講する場合は、事前に申し込む必要があります。

ハウスキーピング協会の公式サイトから認定講座の実施状況を確認し、申し込むことになります。

受講日や時間があらかじめ決まっているので、「受講できる日程がない…」というケースもあるでしょう。

好きな時間に勉強できるWEB講座や通信講座と比べると、ハードルの高さを感じる方もいるでしょう。

受講時間が長い

認定講座は1日だけでたくさんの知識を覚えることになるため、受講時間は長くなります。

「学生以来、久しぶりに勉強する」という方の場合は、かなり疲れる可能性はありますね。

また、「子供が小さいから朝から夕方で時間を取るのは難しい」という方もいるでしょう。

自分のペースで勉強しにくい

認定講座は基本的に講師の方の話す内容を聞きながら勉強するので、自分のペースで進めることはできません。

じっくり学びたいと思ってもサラリと進められたり、反対に理解できている部分に時間をかけられたり…ということもあるでしょう。

自分のペースで進めたい方にはちょっとやりにいくさがあるかもしれませんね。

ここまでのメリットデメリットを踏まえると、「講師から直接指導を受けたい」「短期集中で資格を取りたい」「独学が苦手」という方は、講座受講が向いていますね。

2級の認定講座の詳しい内容はこちらの記事「整理収納アドバイザーは講座がおすすめ？2級受講セミナーを解説」でご説明しています。

もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

WEB講座：スマホで勉強がしたい方におすすめ

次にご紹介する取得方法も、ハウスキーピング協会による講座です。

好きな場所、好きな時間に勉強できるように2022年からスタートさせたWEB講座になります。

ビデオ講義を視聴し、スライド資料、演習シートを使って自宅学習する流れです。

在宅試験を受けて合格すれば資格取得となります。

さらにこの講座の特徴は2級だけのコースと、2級と準1級をまとめて取れるコースがあるところです。

2級だけでなく準1級も目指したい方は、セットコースを選びましょう。

2級だけの場合は60日間、準1級はさらに90日間の受講期間となっています。

この期間内であれば、質問しながら勉強を進めることができます。

メリット

WEB講座を受ける取得方法の場合には、以下のようなメリットがあるでしょう。

好きな時間、場所で勉強できる

まず一番のメリットは好きなタイミングで勉強できるということですね。

自分のペースで進められるので、対面講座よりも効率よく勉強できるメリットもあるでしょう。

繰り返し受講できる

対面の講座とは違い、わからない部分があれば、理解できるまで何度も繰り返し受講することができます。

自分で理解しながら理論を解釈したい方は、ビデオ講義が便利ですね。

2級と準1級を同時に勉強できる

WEB講座では準1級を同時に勉強して、同時に取得できるメリットがあります。

準1級、1級を目指す方は、時短学習になるでしょう。

WEB上で完結できる

WEB講座は基本的にすべてWEB上で完結します。

スマホ学習ができるので、まとまった時間が取らない方は、すきま時間に勉強できて便利ですね。

デメリット

次はWEB講座で資格を目指す場合に考えられうデメリットを見てみましょう。

添削指導がない

WEB講座には質問サービスはありますが添削指導はありません。

対面講座の場合は直接講師から話をすることができますし、ユーキャン通信講座には添削指導があります。

WEB講座の場合は指導面で少し物足りない感じはありますね。

テキスト勉強ができない

WEB講座はビデオ講義、スライド資料、演習シートで勉強することになります。

テキストを読みながら机に向かって勉強するというスタイルが良い方には使いにくさがあるかもしれません。

このようなメリットデメリットを踏まえると、WEB講座での取得方法が向いている方は「マイペースで勉強したい」「すきま時間に勉強たい」「準1級も取りたい」「WEBで気軽に勉強したい」と言えるでしょう。

受講料もリーズナブルなので、気軽にチャレンジできる良さもありますね。

WEB講座の詳しい内容は、こちらの記事「整理収納アドバイザーはeラーニングが良い？web 講座2級オンライン講座とは」をぜひご覧ください。

eラーニングについて詳しく解説しています。

ユーキャン通信講座：充実教材&サポートを受けたい方におすすめ

最後にご紹介する取得方法は、ユーキャンの通信講座です。

通信講座大手のユーキャンは、整理収納アドバイザー2級と準1級を取得するための講座を提供しています。

テキストと問題集で勉強→添削課題を提出&指導→在宅試験という流れで取得を目指します。

受講料はやや高めではありますが、教材が充実しており、添削指導を3回も受けられることを考えると決して高くはないでしょう。

ちなみに他の通信講座で片付け系の資格を取る場合、受講料は5万円ほどが相場です。

ユーキャンの講座はハウスキーピング協会の講座に比べると高いですが、通信講座としては普通でしょう。

メリット

ユーキャンの取得方法の場合には、以下のようなメリットがあるでしょう。

好きな時間、場所で勉強できる

WEB講座と同じように好きな時間、場所で勉強できるメリットがありますね。

テキストを持参してカフェなどで勉強するのも良いでしょう。

テキストでじっくり勉強できる

ユーキャンはテキストでじっくり勉強できるメリットもあります。

スマホやPCではなく、机に向かってテキストと問題集で勉強したい方は、ユーキャンが良いですね。

教材が充実している

ユーキャンは大手通信講座ということで、やはり教材が充実しています。

わかりやすいテキスト、充実の副教材、映像教材もあります。

独学が不安な方でも、ユーキャン教材ならスムーズに進められるでしょう。

添削指導がある

WEB教材は添削指導がありませんが、ユーキャンなら3回の添削指導があります。

勉強の進行状況を客観的にチェックしてもらえるので、モチベーション向上にもなるでしょう。

また、ユーキャンの添削指導は1級の試験勉強にも役立つとされています。

1級を目指す方は、ユーキャンで勉強しておくと便利かもしれませんね。

2級と準1級を同時に勉強できる

こちらもWEB講座と同じになりますが、一度の準1級の勉強もできるメリットがあります。

幅広い勉強がしたい方、1級を見据えて2級を取りたい方は、WEB講座かユーキャンが良いですね。

デメリット

メリットが多いユーキャンでの取得ですが、以下の難点もありますのでご注意ください。

課題提出、試験がある

ユーキャンは添削課題を3回、最後に試験課題を提出する必要があるため、これが面倒に感じる方もいるでしょう。

ハウスキーピング協会の2つの取得方法は、基本的に講座を受けるだけで資格が取れるので、ユーキャンより気軽さがありますね。

受講料が高い

ユーキャンの一番のネックとなる点は費用が高いことでしょう。

他2つの取得方法よりグンと費用が高いですね。

準1級も一緒に取れることを考慮するとコスパが良いですが、そもそも準1級は必要ないという方には、割高になるでしょう。

このようなメリットデメリットを踏まえると「マイペースで勉強したい」「すきま時間に勉強たい」「準1級も取りたい」「ユーキャンの充実教材で勉強したい」という方は、ユーキャンでの取得がおすすめです。

もっとユーキャンについて知りたい方はこちらの記事「整理収納アドバイザーをユーキャンで取得する方法」をご覧ください。

ユーキャンの整理収納アドバイザー講座について詳しく解説しています。

整理収納アドバイザー2級の取得方法は3つ！自分に合った取り方を選ぼう

(画像出典：ユーキャン)

[ユーキャン]整理収納アドバイザー (詳細はこちら)

整理収納アドバイザー2級はどなたでも挑戦できる資格です。

18歳未満の方は「ジュニア2級」となりますが、18歳以上の方は条件なく受けることができます。

取得方法は「会場（オンライン）講座」「WEB講座」「ユーキャン通信講座」と3種類ありますのでご注意ください。

どの方法も勉強する内容は同じですが、勉強方法や費用などさまざまな面で異なります。

今回ご紹介したメリットデメリットを参考にしていただき、あなたに合った取り方を選しましょう。

納得できる取得方法がわかれば、整理収納アドバイザー2級取得に向けて、はじめの一歩を踏み出せるでしょう。