整理収納アドバイザーは2級、1級があります。
1級取得者は整理収納アドバイザーを名乗り活動することができますが、2級取得者は整理収納アドバイザーを名乗ることはできません。
それでは2級取得者は履歴書や名刺に書くことはできるのでしょうか。
結論から申し上げますと、2級も履歴書や名刺に書くことができます。
今回は整理収納アドバイザー2級を履歴書に書くメリットデメリットや書き方を解説します。
履歴書は資格欄ではなくプロフィールの特技や趣味の欄に書きましょう。
名刺に書くメリットデメリットもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
整理収納アドバイザー2級は取っても意味がない?と疑問な方も、履歴書や名刺に書けることがわかれば、取得したくなるかもしれませんよ。
整理収納アドバイザー2級は履歴書に書いてもいいの?
整理収納アドバイザーは級が分かれているので、ちょっとわかりにくいですよね。
1級を取得すれば整理収納アドバイザーを名乗り、フリーランスとして働くことができます。
しかし問題は2級ですよね。
2級は履歴書や名刺に書いて良いのでしょうか。
さらに以下のような疑問もありますよね。
2級は履歴書や名刺に書いて意味がある?
履歴書は名刺に書いても良いとしても、整理収納アドバイザー2級は意味があるのでしょうか。
1級はプロと認められる級ですが、整理収納アドバイザーの基礎を学ぶ2級は就職活動や仕事でアピール材料になるのか疑問ですよね。
プロフィール欄?資格欄?書き方が知りたい
また履歴書に書く場合は、どのように書けば良いか知りたいですよね。
正式名称は何と書けば良いのでしょうか
プロフィール欄に書けば良いのか、資格欄に書けば良いのか、どちらなのでしょうか。
名刺に書いても大丈夫?
また就活ではなく今の仕事に整理収納アドバイザー2級を活かしたい方もいるでしょう。
その場合は名刺に書いても良いのでしょうか。
しかし、2級では名刺に書いても意味がなさそう…という不安もありますよね。
整理収納アドバイザー2級を迷っている方の中には、このような疑問がある方は多いでしょう。
就活や仕事に活かすために整理収納アドバイザー2級を取っても、履歴書や名刺に書けない、もしくは書いても意味がないなら困りますよね。
次の章では、整理収納アドバイザー2級を履歴書、名刺に書くことについて詳しく解説したいと思います。
整理収納アドバイザー2級は履歴書に書ける!メリットデメリットや書き方を解説
整理収納アドバイザー2級は1級のように整理収納アドバイザーと名乗って活動することはできません。
しかし履歴書に資格名を書くことはできます。
書き方としては、「整理収納アドバイザー2級」と書きましょう。
「整理収納アドバイザー」と書くと、1級取得者の書き方になってしましますので「2級」を忘れずつけてくださいね。
しかし問題は2級を書いても意味があるかということですよね。
その答えを知るために、整理収納アドバイザー2級を履歴書に書くメリットデメリットを考えたいと思います。
整理収納アドバイザー2級を履歴書に書くことで期待できるメリット
結論から申し上げますと、整理収納アドバイザー2級を履歴書に書く意味はあります。
面接でアピールできたり、興味を持ってもらえることもあるからです。
整理収納アドバイザー2級を履歴書に書くことで期待できる2つのメリットを見てみましょう。
メリット①面接で自己アピールに繋げられる
面接で難しいのは自己アピールをすることです。
何か特技や実績があれば、それに絡めたアピールができますが、「特に何もない。
…」という方が多いと思います。
整理収納アドバイザー2級は、そんな方に自己アピールにピッタリです。
整理収納アドバイザー2級を取得した方は、片付けが好きな方か、もしくは片付けが苦手な方でしょう。
前者の場合は、好きなことを極めるために取得したことをアピールできるでしょう。
後者の場合は、苦手なことを克服するために頑張ったことをアピールできますね。
面接で緊張している時でも、自分が頑張ったことはスラスラと言葉が出るものです。
整理収納アドバイザー2級の話題をスムーズに話すことができれば、緊張もほぐれるかもしれませんね。
メリット②面接で印象を残すことができる
面接で大事なことは試験官に印象を残すことです。
特徴のない自己アピールをしても、周りの人と差をつけることができません。
印象が薄い人が面接に受かることはまずないでしょう。
そんな中で収納アドバイザー2級と履歴書に書いておけば、面接官に印象を残すことができるでしょう。
大企業の場合は特に、試験官の目に留まるような資格は効果的です。
整理収納アドバイザー2級を履歴書に書くデメリット
次に整理収納アドバイザー2級を履歴書に書くデメリットを見ていきましょう。
資格名を書いたことで、かえってマイナスなイメージを与えてしまったら困りますよね。
しっかりデメリットも把握しておきましょう。
デメリット①書き方を間違えるとマイナスなイメージを与えてしまう
整理収納アドバイザー2級は国家資格ではありません。
しかし「資格」ということで、資格の欄に書く方もいるでしょう。
資格を書く欄に堂々と書いてしまうと「資格の意味がわかっていないの?」とマイナスなイメージを与えてしまうかもしれません。
デメリット②業種が違うと誤解されるかも
家事代行サービスやハウスキーピングなど、整理収納アドバイザー2級の知識をそのまま活かせる職種を受ける場合は、この資格をバッチリアピールして良いでしょう。
しかしちょっと違う職種の場合は、あまりこの資格をアピールしてしまうと「うちの会社は本命ではないのかな?」と誤解されてしまう恐れがあります。
整理収納アドバイザー2級を書いたことが裏目に出てしまうかもしれませんね。
整理収納アドバイザー2級の履歴書への書き方
ここまで、整理収納アドバイザー2級を履歴書に書くメリットデメリットをお伝えしてきました。
面接官に自己アピールできて、良い印象を持ってもらえる可能性はあります。
しかしそれが逆効果になってしまう場合もありますので注意が必要です。
そのような失敗を避けるためには、以下のような書き方をすると良いでしょう。
プロフィールの特技の欄に書く
まず大事なことは履歴書への書き方です。
資格の欄に書くことができるのは、以下のような資格です。
- 普通自動車免許
- 国家資格
- TOEICなど語学系の資格
- パソコン系の認定資格
整理収納アドバイザーは国家資格ではなく、ハウスキーピング協会が主催する民間資格です。
そのための資格欄に書くことは避けましょう。
整理収納アドバイザー2級は、プロフィールの「趣味・特技」の欄に書きます。
この部分に書いておけば、ネガティブな印象を与える心配はありません。
整理収納アドバイザー資格をどう活かせるのかアピールする
整理収納アドバイザー2級は面接での自己アピールに役立つでしょう。
しかしそのためには、ただ整理収納アドバイザーについて説明したり、どんな知識を得たか説明するだけでは不十分です。
整理収納アドバイザー資格をどう活かすのかアピールすることが大事です。
例えばインテリア業界であれば、「顧客に対して、商品の美しさだけでなく収納の利便性の観点からもアプローチすることができます」というアピールができるでしょう。
全く異なる業種の場合は、「整理収納という興味のあることに打ち込んだ経験を活かして、御社の業務にも打ち込んでいきたいです」といったアピールもできるでしょう。
ただ履歴書に書くだけではなく、面接で聞かれた時のためにいくつか答えを準備しておくと良いですね。
ここまで、整理収納アドバイザー2級を履歴書に書くことについてお話してきました。
2級でも履歴書に書くことはできますが、資格欄ではなくプロフィール欄に書くことだけご注意ください。
資格内容をうまく面接で活かすことができれば、自己アピールの一つとして役立つでしょう。
それでは、就職活動ではなく、今ある仕事に活かすことはできるのでしょうか。
次の章では整理収納アドバイザー2級を名刺に書くことについてご説明したいと思います。
整理収納アドバイザー2級は名刺に書いてもOK!2級でもおすすめな理由とは
整理収納アドバイザー2級は、履歴書と同じように名刺に書くこともできます。
「整理収納アドバイザー」ではなく「整理収納アドバイザー2級」と書けばOKです。
しかし「2級を名刺に書いても意味がなさそう…」と思う方もいるでしょう。
整理収納アドバイザー2級を名刺に書くメリットデメリットもお伝えしたいと思います。
整理収納アドバイザー2級を名刺に書くことで期待できるメリット
履歴書と同じように、名刺の場合も整理収納アドバイザー2級の資格は得られるメリットが多いでしょう。
名刺に書くことで期待できるメリットは以下の3つです。
メリット①わかりやすいジャンルだからアピールしやすい
最近はさまざまジャンルの資格がありますが、興味がない分野の資格だとピンとこないものですよね。
例えばプログラミング系の資格の場合、WEB系が苦手な方なら興味は沸かないでしょう。
ファッション系、料理系、インテリア系の資格などもアピールできる人は限られるかもしれません。
頑張って説明しても「よくわからない…」と思われて終わりかもしれませんね。
整理収納はほとんどの方に関わるものなので、わかりやすいくアピールしやすいでしょう。
名刺に書いてアピールする資格としてはおすすめ度が高いです。
メリット②資格名がわかりやすいからアピールしやすい
「整理収納アドバイザー」はわかりやすい資格名ですよね。
内容を説明しなくても、なんとなく整理収納についてアドバイスする人というイメージを持ってもらえるでしょう。
例えば全く違う業種の場合でも、「最近引っ越しをしたら収納スペースが少なくて困ってるの…」なんて相談を受けるかもしれませんね。
それがきっかけで話題が広がることもあるでしょう。
メリット③2級でも十分アピールになる
整理収納アドバイザー2級を名刺に書いてアピールする場合、その相手は取引先の人や一班の顧客でしょう。
整理収納アドバイザーを熟知している方でない限り、2級であっても十分アピールになるでしょう。
「整理収納が得意な人=きっちりしている人」という好印象を与えるには、十分な資格と言えるでしょう。
整理収納アドバイザー2級を名刺に書くデメリット
整理収納アドバイザー2級は名刺に書くことで取引先や顧客に好印象を与えらえる可能性が高いです。
しかしデメリットもあります。
それは1級ではないので、もし興味を持ってもらえても、仕事を受けることはできないということです。
例えばインテリア業界やリフォーム業界の方の場合、「リフォームと合わせて整理収納のアドバイスもしてほしい」と依頼されても、整理収納アドバイザーとして仕事と受けることは基本的にできません。
もし整理収納アドバイザーとしての仕事の依頼が多い場合は、1級取得を検討しても良いかもしれませんね。
整理収納アドバイザー2級を履歴書や名刺に書く場合のポイントまとめ
ここままで、整理収納アドバイザー2級を履歴書、名刺に書く問題についてお伝えしてきました。
まとめると以下になります。
- 整理収納アドバイザー2級は履歴書、名刺に書いてOK
- 履歴書に書くことで自己アピール、面接官への好印象などのメリットが期待できる
- 履歴書への書き方は「特技・趣味」の欄に書くこと
- 面接では資格をどう活かすのかアピールすることが大事
- わかりやすい資格なので名刺に書いてアピールしやすい
- 名刺に書いて仕事の依頼が増えそうな場合は1級取得がおすすめ
「整理収納アドバイザーは2級だけじゃ意味がない?」「履歴書や名刺に書いても意味がない?」という方も、このような内容を見ていただくと、意味があることがわかるでしょう。
2級だけでも無駄になることはありません。
大事なことは活かす工夫するということですね。
「それなら2級を取ってみよう」という方は、こちらの記事「整理収納アドバイザー2級の取得方法は?3つの取り方を解説」をご覧ください。
整理収納アドバイザー2級の取り方として、リアル講座、WEB講座、ユーキャン通信講座の情報をお伝えしています。
整理収納アドバイザー2級は履歴書や名刺に書ける!ただし書き方には注意が必要
(画像出典:ユーキャン)
今回は整理収納アドバイザー2級の履歴書、名刺への書き方についてご説明してきました。
この資格の名乗るためには1級の取得が必須です。
しかし2級でも履歴書や名刺に書くことが可能。得られるメリットが多いことがおわかりいただけたと思います。
しかし書き方にはいくつか注意点があります。
履歴書に書く時には、資格欄ではなく特技・趣味などのプロフィール欄に書きましょう。
「整理収納アドバイザー」ではなく「整理収納アドバイザー2級」と書くことも覚えておいてくださいね。
整理収納アドバイザーは2級でも十分役立つ資格と言えますので、前向きにトライしてみてはいかがでしょうか。